「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 沖縄の現実を受け止めヨ NO.213

 沖縄での米軍ヘリの事故が報道されている。その度に県民が政府や米軍に抗議し、防衛大臣が恐る恐る形だけの改善や飛行中止を米軍当局に申し出る。米軍幹部が形だけの「謝罪」を行うというパターンが繰り返される。企業不祥事のように当事者がカメラの前で揃って行えば本音はとも角も謝罪行為は「見える化」されるが、密室の中の「謝罪」だから実際は行われたかさえ疑わしい。事実、日本側の了解を取らず一方的に飛行を再開する。これも毎度繰り返されるパターンだ。
 県民への強姦、暴力、略奪などの犯罪行為が日常的に起きているのだから異常と呼ぶべきで、沖縄の現状をどう見るかは日本人としてのアイデンティティの問題であることは言うまでもない。県民がことある度に祖国復帰とは何だったのかの思いを強くするのも疑いようがない。復帰は基地の縮小となる筈が一層強化されたのだから落胆と怒りはどれほどか日本人なら感じるべきだろう。
 基地存置の根拠とされる安保条約だが日本の安全という名目でアメリカの世界支配戦略の一環を支えるものである事実こそ見抜くべきだろう。国家としての存立を維持することだけを第一義とした北朝鮮の核武装化だが、逆に好機と捉えたシンゾウによる軍備強化が加速している。それは日本本土なかんずく沖縄への攻撃を巻き込む危険性が高まることでしかない。宗主国アメリカ本土は全く無害に置かれるのだから笑い話以外の何物でもない。要は沖縄を見捨てたような(事実から目を逸らす)ヤマトンチューにも、どでかい悲劇が目前に迫っていることを知るべきである。
 安保体制打破、安保条約廃棄の意義が高まっている。西欧で日本はアメリカの最強の植民地と呼ばれている屈辱を忘れたくない。
(2018.1.11)

<みうらのま> 新年の誓い

中高生の読解力が低下しているそうだ。
北朝鮮の脅威に関する各紙報道などは不安商法の広告くらいにしか考えない私でさえ、昨年末に騒がれだしたこの傾向には、並々ならぬ不安を抱いている。

思えば私が若い頃、「ワープロの普及により漢字が書けなくなった」と先輩方が嘆いておられた。
自慢じゃないが、そんな能力は最初から持ち合わせていない自分は、先輩方の高級な嘆きに与することもなく、ただ冷ややかに聞いているだけだった。そんな自分が今では「スマホとグーグル様の出現により固有名詞が出てこなくなった」と日々、嘆いている。
若い人たちは私の嘆きを冷ややかに聞いているだろう。

時代は繰り返すし、技術革新に代償はつきもの。
しかし、それでは済まない不安があるのだ。

論理は単語と単語の関係で成り立っている。
固有名詞が思い出せない私の欠陥は、脳内からそれを取り出せない所に難点があるのだが、脳内に「存在しない」わけではない(負け惜しみみたいだけれど)。そして、思考は幸い脳内で構築されるため、今はぎりぎり、なんとかなっている。
思考が商売道具なので、日々、それを実感している。

これからの人達は、私が漢字を書く能力を最初から放棄したように、脳内に単語を蓄えることさえ放棄するかも。いや、既にそうしているのかも。
その結果、脳内に論理的思考の雛形さえも構築できず、中高生の読解力が低下しているのかもしれない。

若者のことなんか、どうでもいい。
思考が壊死して気分ばかりが台頭してくれば、健康で文化的な生活など望むべくもない。つまりそれでは、私自身が幸せになれない。それくらいは理解できるうちに、自分の思考停滞をなんとかせにゃならん。

という、切迫感をともなう不安があるのだ。

うし、今年は田吾作師匠に負けないくらい、たくさん文章を書こう!
まあ、新年の誓いなんて、アテにもならんけれど。


<田吾作の声> 行く年、逝く国家   NO.212

 天皇の退位が決まった。年末でもあり1年間の皇室の動きが報道された。注目したのは天皇がベトナムを訪問した時のものである。大戦後現地に残りフランスからの独立戦争を闘いベトナム国家再建に尽力した旧日本兵が家族と引き離され帰国させられたが、残された現地の家族を慰問した場面には心を打つものがあった。現地兵を指導した成果は後のアメリカのベトナム侵略戦争での活躍につながる。残留家族の多くは女手一つで生計をたてる苦労の連続で、差別も少なからずあったようだ。子供もとっくに成人し母親は老婆となったが、天皇皇后との間で交わす言葉数は少なかったもののその会話は温かいものだった。
 思い出したのは小生は参加できなかったが関わっている山崎博昭プロジェクトのメンバーが、ハノイでベトナム反戦運動に関する写真展を行ったことである。日本国内でこんなにもアメリカのベトナム侵略に反対する活動があったことを知り、現地では大歓迎をされたという。20歳にも満たない若い青年が死を賭して行動したことへの感慨も伝えられた。
 2つのエピソードは柄谷行人の言葉では「1条の人」と「9条の人」との行動の一致であり日本国憲法の体現に他ならない。それ故に感激を伴う。
 戦争の悲惨さを知らずただアメリカ軍の足元にも及ばない北朝鮮の「脅威」に惑わされ武力一点張りのシンゾウ外交に引きずられる暁には、現実に惨禍が待っているという予感を強くする。武器輸出三原則は放棄される、新型武器の商談会が何の抵抗もなく開かれる、アメリカの朝鮮核攻撃訓練に自衛隊が参加する、護衛艦の空母への改造計画が始まる。軍拡のピッチは早い。
 反省無き国家、無関心な国民。つくづく感じる1年だった。
(2017.12.31)

<田吾作の声> マネーファースト  NO.211

 北朝鮮の核開発を放棄させるためアメリカはあらゆる手段を講じている。イスラエルの核保有には黙認し迫るさまはダブルスタンダードを通り越し偽善的でもあるが、この無法国家アメリカに迫る国は存在しない。世界中を力が全てを支配する西部開拓時代になったかのようだ。
 ところでトランプが中国を訪れ北朝鮮制裁の強化を迫ると思われたが、米製品の大量発注という商談にすり替えらたれことがあった。これで対中赤字が解消されるという訳だ。全てがカネで解決出来るというのが、アメリカンファースト本質であることを改めて物語った瞬間だった。そのためには軍備増強や一層の核開発が必要だということだろう。
 弱肉強食の剥き出しの資本主義が20世紀後半から世界を覆いつくしてきた。資本の自己増殖というマネーゲームの手痛い失敗がリーマンショックだった筈なのに、一向に拝金主義の流れは止まない。1%の富裕層に99%の富が集中することへの抗議の運動はあったものの、大勢は変わらずに現在に至っている。富の偏在化は世界秩序の崩壊に向かっているかのようだ。
 だが人の命をも商品化する現状への抵抗を命がけで行っている人もいる。例えばiPS細胞研究の嚆矢でノーベル賞受賞者の山中伸弥京大教授は臓器創造に全力集中しているが、その動機にはアメリカ資本の開発を先に許すと高い臓器を売りつけられ庶民が利用できなくなる恐れからだという。正に医は仁術の心である。
 いつの間にカネまみれになったスポーツ界だが、大谷翔平選手が大リーグに移籍になった時のエピソードは久しぶりに心が晴れた。慌てずに待てば移籍条件が良くなるのに決断したのは野球が好きだという純粋な心からだろう。カネで心は買えない。
(2017.12.27)

<みうらのま> 凶の出来事

先週のプライムニュースの櫻井よしこさん、
「北朝鮮で有事が勃発したとしますね。私たちが一番先にすべきは拉致被害者の救出。5万人から6万人の在韓邦人を無事に連れて帰る。日本を守る。今の安保法制、今の文在寅政権の下では自衛隊は上陸さえできない。私たちは近寄らせてももらえない」
ついては、国民を守るために、憲法を変えて軍事力を強化し、韓国に「実力を見せ、なめんじゃないよ」という所を誇示しなくてならないのだそうだ。

「5万人から6万人」といえば、ジャンボ旅客機が100機分。
そりゃたいへんだ。
そんな北朝鮮の有事に対して国民の生命を本当に守りたいのなら、憲法変えるより韓国からの帰国や渡航自粛を呼びかけるほうが先じゃないのかしらん。
でないと、「ホントに守りたいのは国民の生命なんかじゃなくて、肥大して国体と一体化した自分のプライドなんじゃないの?」とか、「『あいつらにナメられないためになら、戦争くらい行けよな、テメーら』なんて考えてる?」というような、たいへん失礼な誤解を招いてしまうと思うんですよね、私のような心ない国民から。

まぁ、余計なお世話でしょうけれど。



https://www.youtube.com/watch?v=rNvq-YluEWI
45:50 から 48:50 まで。

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