「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 「こんな人たち」の一人として   NO.191

 都議選での自民大敗北の余波が続いている。無能のお友達大臣を更迭でなく内閣改造で入れ替えるという算段をし、疑惑の加計学園問題で国会閉会中審査を実施しながら、肝心の野党が要求する臨時国会開催を先延ばしするというシンゾウの目くらまし的な策謀は続く。問題の張本人のシンゾウ夫婦がG20を口実に外遊中に開くのだから審査自体がアリバイ作りに過ぎず、内閣支持率の低下は続くだろう。
 それにしても投票日前日、唯一の街頭演説で秋葉原に現れたシンゾウが多数の聴衆のヤジに晒されたテレビ映像は国民と現政権との関係を象徴している。聴衆の中に森友学園の籠池理事長夫婦もいて、「嘘つき」と大声でヤジを飛ばす姿があった。テレビを意識していてアキエ夫人が寄付した100万円を返そうとのパフォーマンスも忘れない。森友の復古的な教育内容からして元来は自民党支持者に違いないのに、不利になると切り捨てるシンゾウの冷血さに心底逆上している様子が解る。
 この元祖自民支持者のヤジ集団に向けて、シンゾウが例の絶叫調で声を荒げた「こんな人たちに、負けてはなりません」と罵声を浴びせるのだから、現実はマンガよりも面白い。どんな批判意見にも謙虚に聞くという民主主義の基本を彼が学んでいないことを証明しているしヒトラーやトランプと瓜写しに見える。全ての権力(今や治安維持法のような非常時特権さえ持つ)を保持し、声を上げることしか術を持たない市井の群衆を撃つような姿勢が恐ろしいと感じた。
 その意味では「こんな人たち」は生まれてから一度も自民党に投票したことがなく、今回生まれて初めて共産党に投票した小生にも向けられた言葉だと解したい。萎えそうな心に闘志がもたげる。
(2017.7.10)

<田吾作の声> ある夏の日の溜飲   NO.190

 東京都議選は小池百合子都知事の圧勝に終わった。だのに直前まで自民が小池系と競っているかの如く報道していたのだから、マスメディアは結果を予測しながらシンゾウへの配慮をしていたのだろう。忖度報道だ。都政上での失敗だけでなく国政での出鱈目ぶりが都民の反感をかったことで自民党は都政選挙史上で最低ラインに沈んだ。負けてみて初めて嫌自民・反自民の民意を知ったようだから、その傲慢な姿勢に論評する価値もない。驕る平家は久しからずの例えで表現したいが、平家は滅びても自民は滅びそうもないから今回の選挙も手放しで喜べない。
 長年自民とタッグを組み腐敗した都政の一翼だった公明党創価学会だが、いち早く移り身の速さで小池支持に乗り換えてちゃっかりほぼ現有勢力を維持しクリーンな正義面している。しかも恥ずかしげもなく、国政の場は従来通り自民とも連立は続けると言い切っているのだから驚く。小池知事も選挙戦直前になって自民党への離党届を出したのだから、互いに選挙民を欺く点では人語に落ちない。
 何よりも直ぐに嫌な経験を忘れ甘い言葉に飛びつくいつまで経っても成熟しない国民が問題である。確かに自民が負けて溜飲が下がることは否定しないが、過去にも何回となく汚職や腐敗の都政に怒り自民を野党として下野させた経過があることを忘れていいのか。その繰り返しでは話にならない。
 小生は今回生まれて初めて共産党候補へ投票した。結果は惨敗で生活感のしない都民ファースト新人と政界遊泳術にたけた現職の二人が当選した。確かに自民党ではないが当選した彼女/彼を見て暗澹たる思いがした。何を期待するのだ。地に足がつかない浮ついた言葉や将来を語れない政見が空しい。
(2017.7.3)

<田吾作の声> 頭のシンゾウが腐ってると…  NO.189

 「自民党は凶暴、ゴロツキ議員の巣窟」とは某紙の見出しだが、全くもって異議はない。良識ある国民なら誰しもが肯定するだろう。
 埼玉選出の女性代議士Tの目上の男性秘書への「ハゲーーッ!」以下の聞くに堪えない発言には驚きを通り越し呆れる。経歴は東大、ハーバート大、そして厚生官僚というから超一流であり、この事件は日本の終わりの象徴ではないかと思わざるを得ない。一昔前までは学歴偏重社会との批判はあっても最高学府の出身者はそれなりの識見だけでなく人間的にも一目置かれる存在が多かったと思う。今はマークシートの成績が重視の時代、高学歴であっても人間的深みや感性に欠ける輩が多すぎるのだ。特にシンゾウ時代には顕著に見られる現象である。こんな教養ゼロ常識ゼロの輩達がエリートなどと尊称を与えられていい訳がない。
 問題を起こした安倍チルドレンを見ると、金銭トラブル、育休中の不倫や恒常的な不倫、被災地視察で長靴不持参、ガン患者への差別発言と余りの低レベルの内容にため息も出ない。こうした馬鹿議員が日常的に「先生」と呼ばれているのだから国会は、冒頭のような表現をされるのだろう。
 問題はチルドレン世代だけでないのが味噌である。Tの問題発言を元官房長官の河村建夫が擁護するのだから話にならない。この御仁もシンゾウの親衛隊でありアベ一族は社会のゴミを集めた集団と言っても過言ではない。今回の事件を通して明らかになった点は、日本の高学歴社会の虚像が暴露されたことでもある。戦後教育の理念が踏みにじられた結果の到達点と見ればシンゾウの掲げる教育政策の誤りを真剣に正す必要がある。国を憂いて見せる奴等の本質が薄汚く腐敗し異臭を放っているのだから。
(2017.6.26)

<田吾作の声> 国会に「電動自転車」を走らそう NO.188

 多摩丘陵の一角に住む小生にはチャリンコは絶対必要な道具である。自家用車を所有しようにも現役をリタイア―した身には維持費の負担で不可能に近い。バス利用も考えられるが運賃ゼロの自転車は懐具合からみて最高の移動手段だ。駅を背にして汗をかきかきサドルをこぐ帰宅途中の小生をすいすい電動自転車で軽やかに追い越していく若いママが珍しくない。中には前後に二人の小児を乗せている御仁もいて、思わず「母は強し」という言葉を実感する。
 ところでシンゾウの強権(狂犬)国会が強制終了したが、日本での女性議員の数を増やすクオータ制実現を目指す元労働官僚/元文部大臣の赤松良子さんたちが今後も活動を継続するという報道があった。政治という舞台/道路での電気自動車の役割を果たすのがクオータ制だと理解すれば、至極当然のように思われる。イクメンという言葉が時代の先端を行く言葉として使われるが、その実態がごく限られた恵まれた職場(大企業や中央官庁に代表される一部)だけの例外であることは公然たる事実だろう。乱暴に例えると「働き方改革」で突如出てきた一過性のプレミアムフライデーと本質は同じようなものと言える。そうした国民の眼を欺くものと違って、制度として男女平等を前進させ保障するものとしてクオータ制は必要だ。
 国権の最高決議機関としての国会で議員の男女比が対等になれば、議会での論議が変わってくるし、政治が生活者の視点で語られることが多くなると期待される。そう言えば強権国会の中で自由党の森裕子議員の活動が輝いていた。珍しく民放でその活躍を報道していたのが印象深い。意気地のない男性議員は数がいても戦力にはならないがママの強いことは実証済だ。
(2017.6.21)

<田吾作の声> 凶暴なシンゾウ  NO.187

 共謀罪法が強行採決された。例によってマスメディアは後追いでその危険性を指摘し辻褄合わせの「中立」姿勢を演じている。記事にし放映するなら何故採決以前の大事な時期にやらず、曖昧な立場で報道したのだと怒りも沸く。しかし直ぐに無いものねだりの詮無い思いと諦める。
 シンゾウのこれまでの政治は明らかに戦争が出来る国家を目指しており、テロ防止を名目に反戦勢力を新芽の時から摘み取り国民総動員態勢を作り出す意図が透けて見える。アメリカの尻尾について地球上を回りドンパチやることで三菱などの軍需産業を潤す、特需で重工業を中心に景気も良くなるという算段は織り込み済みだろう。戦争さえ起きれば不景気と無縁の産業のため、後は需要という名の戦争を作り出しさえすれば良いのだから。要はアメリカが先例として行っている戦争経済を平時の経済に組み入れることに他ならない。その点でもそのアメリカとタッグを組めば好都合である。
 開戦のきっかけは幾らでもある。大量破壊兵器を保持していて危険だ、民主主義が脅かされている、無垢の民衆が死地に追いやられているのに放置していいのか、何でも動機に出来る。それもアメリカが多様なバリエーションを用意しているので心配はいらない。最近の北朝鮮の挑発行為は日米両国とも表向きの声明と裏腹に歓迎だろう。飛んで火にいる夏の虫だと、両国の戦争屋どもがロケット発射の度にほくそ笑んでいる様が目に浮かぶ。
 安保法制から続く一連の民主主義否定の強行政治は、仕上げとして憲法改悪・平和憲法骨抜きをゴールとするものだが、反対する民の声は宙に浮いている状態だ。アメリカと共謀したシンゾウに若者を共謀罪で拘束させてはならない、と唇を噛む。
(2017.6.16)
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