「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 国民の声こそ忖度せよ  NO.183

 「忖度」という言葉が流行っているようだ。但し使われる範囲は限られていて霞が関界隈であり、忖度させる側は永田町だから直線距離で2キロ圏内だという。きっかけは森友学園問題で財務省が国有地の払い下げ価格を出鱈目に安くしたことが発覚したことである。それに総理夫人昭恵が絡んでいることで世間の話題になった。指示していないとシンゾウは開き直り昭恵は逃げ回ることに。ところがまたもや加計学園問題が露呈し文科省と内閣府が関与していることが判った。
 日本的な言い回しとして一部の分野で使われている隠語めいた言葉だが、確かに権力者には便利なものだろう。直接言わなくとも、相手が「自主的に(こちらの)意を汲んで」やって呉れるのだから有難いことこの上ない。権力者の持つ日本的特権に他ならない。権力者に阿る卑屈な態度は我が国に於いて長年にわたって培われてきた。そうした傾向の一端として庶民の側には権力側に率直に物言うことは恐れ多いという意識が植え付けられてきたことは見逃せない。それが長じて反対意見を嫌い各種総会も満場一致が当然視され異論は嫌悪され時には排除されることさえある。形は民主主義でも実態は昔と変わらない権力者のセレモニーとしてのものであり、議会さえもどんなに理のある反対意見があっても多数決で原案通り決めるという形式民主主義に堕している。
 史上最悪の狂人が大統領になるアメリカでさえ、トランプの意と反する特別検察官の任命を司法省が行ったという。「史上最大の魔女狩りだ」とトランプが怒る。腐っても鯛かアメリカなりに民主主義は機能している。それに比べて日本は腐りようがない、形式民主主義だから。「忖度」という言葉の意味は深い。
                    (2017.5.19)
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コメント
No title
霞が関の全自動忖度機、文部科学省で一部、壊れたみたい。(笑)
2017/05/19(金) 12:56 | URL | みゆらま #LkZag.iM[ 編集]
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