「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 在庫には売れない理由がある  NO.180

 山本某大臣の「学芸員はガン」発言が問題になり、本人が慌てて発言を撤回し謝罪したという。本当にそう思っているから本音が出てしまったということだろう。経済が全てに優先する社会では博物館や美術館などとて例外ではなく、そこで働く職員も接客サービスをもっと高めるべきだという訳だ。その考えが高じれば専門的な知識よりもサービスが第一ということに行きつくことも自明だ。要は儲ければいいんだという考えが大臣の頭の根底にあることも明確だ。
 この「事件」は今の日本社会の倒錯した考えを投影していると思う。何が目的か手段は何かとの混同であり、時として手段が目的に変じることが多いことの危険性である。優秀な文化作品を多くの人に紹介したいという動機が最初にあり、宣伝広告などの媒体を通じて人を集客するのが観光業だろう。集客数を如何に増やすかが目的になれば、知識過多の学芸員は無駄飯食いの存在に映るのは当然の流れとなる。芸術文化を語る資格のない大臣の狭く歪な器は判ったが、ここで所轄の文化庁長官が割って入り暴言を諫めたとの話が伝わらないのは寂しい。
 文化財を自力で外に紹介できず国際機関に世界遺産として認められ初めて価値を見出し売り出すというやり方に表れている、この日本国の底の浅い文化体質の一面が露呈した「事件」と解すればいいだけのことかも知れない。
 それにしてもかくの如き低レベルの言動が次々に飛び出すことは安倍内閣の性格と資質を改めて浮き彫りにさせた。大臣待望組の多選議員を集めた在庫一掃内閣と揶揄されたが、反知性どころか無知蒙昧の集団と化した姿は国の中枢を担う存在とは思えない。馬糞の川流れの様相を呈する民進党もあり暗澹たる時代だ。
(2017.4.18)
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コメント
No title
馬糞の川流れ、検索してしまいました。
これほど、今の民進党にピッタリの言葉があったことに感動です!
2017/04/18(火) 16:16 | URL | みゆらま #LkZag.iM[ 編集]
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