「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> マッチョ男に注意   NO.175

 マッチョな男に魅かれるのは世の常かも知れない。何せ男を強調し肉体でも言動でも「強い」イメージをひけらかしぷんぷん匂わすのだから、日々不甲斐ない自分が情けないと思い苛まれている庶民にとっては時として憧れの対象ともなり得る。そういう御仁の一人石原慎太郎元都知事が豊洲市場移転問題疑惑の釈明記者会見に登場した。
 見るからに体力も低下しかっての元気のいい時の面影はなく、老いた醜悪な姿は哀れさえ感じた。現役当時から自らの責任など感じられない言いっぷりは相変わらずで、間違っていたとしてもそれを承認した議会も含めた都全体の責任だと言い逃れる。東条英機だけが戦争責任を負うべきでなく国民全体の責任だとする一億総懺悔の思考法と全く同じ論理である。彼の現役中には週勤2日という怠慢状態を放置したマスコミ(権力を失った者への追及は鋭いのだから面白い)さえ総批判を加えた。それにしても現知事小池百合子への批判を再三行う意趣返しは彼らしい。
 ところで慎太郎は現役時代には田中角栄を真っ向から批判する急先鋒だった。角栄を金権政治家と決めつけるのも結構だが、自らの公私混同した都知事時代の乱脈ぶりを見ると彼には批判の資格さえない。新東京銀行破綻での1400億円損失に加えての今回の豊洲問題での巨額費用、多額の都予算を費した海外視察などの疑惑を検証すべきだろう。その慎太郎が折からの角栄ブームに乗じて角栄を礼賛する本『天才』を著してしこたま原稿料を稼いだのだから驚きた。恥知らずの見本である。
 虚像が剥がれた彼の実像は、気は小さくて責任もとれない者が権力を握るとそれを威光にして他者を見下し分限のない行動に走る姿だった。やはり騙された都民も悪い。
(2017.3.10)
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コメント
No title
ずいぶん、長いあいだ、騙されつづけたもんですよね・・・
2017/03/10(金) 12:13 | URL | みゆらま #LkZag.iM[ 編集]
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