「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<みうらのま> プレミアムな方々によるプレミアムフライデー

 富の再分配は、人類始まって以来、政治の第一義であるが、近代国家においては、司祭と政府が、祭りが行政から、分離独立している、と大学の頃、本で読んだ記憶があります。

 行政の埒外、天下御免でストレス発散することを許される祭りが、民衆を結びつける力になり、やがてそれが、御上に対する民衆の示威行為になっていくのは自然のなりゆきかも、と実感したのが、一昨年、日本一新の会・日田市研修のあとに先輩が案内してくれた、博多と飯塚の山笠でありました。

 といっても、祭りが社会転覆を志向している、とかいう剣呑な話ではなくて、民衆の潜在的エネルギーの誇示は、行政に対する「しっかり仕事をせねば、アレがこっちへ向かってくる(汗)」という圧力になっていて、総体としては社会を安定させるパーツとして機能していた、という考えです。

 そして現代、祭りを失った人達は、生演奏を聞いたり、飲み屋で騒いだりして、ストレスを発散するわけですが、「プレミアム・フライデー」とかいう、御上の掛け声で経済を活性化させようという考え方に私が反感を禁じ得ないのは、ひとえにそれが官製祭りだから、なのであります。

 絶滅の危機に瀕する中間層の可処分所得を遊興費に投じさせるような消費行動を誘起する政策に、「プレミアム・フライデー」と名付けてしまうセンスは、ナチスの「シャワー室」にも通じる事務的作為を感じてしまうのです。

 どうせなら、三社祭の間、浅草では消費税0%!とかのほうが、
 「そりゃ、景気が良いや、ぱーっとやろう、ぱーっと!」
 といった空気が醸成されたりするのではないかしらん。



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コメント
机上の論者
プレミアム フライデーなんてお金が余り余ってあって
事務仕事しかしないような方のためにあるのではないのかな

どちらにせよ労働時短 と 消費拡大の一石二鳥作戦
最近どうもこの手口が多いように感じます
2017/03/08(水) 21:22 | URL | 大豆麦 #/pHIRAno[ 編集]
No title
労働時短 と 消費拡大の一石二鳥作戦、

まーったく。いかにも、高級官僚が机上で考えた政策ですよね。
2017/03/09(木) 11:49 | URL | みゆらま #LkZag.iM[ 編集]
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