「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 技術をカネでなく人のために  NO.168

 年の初めである。NHKの論説委員が集まり将来予想を語る番組が深夜に放映された。勿論、シンゾウ政権の広報部隊に特別に期待する訳でないが、最近関心を持つ雇用についての討論は鼻白む内容だった。
 人工知能(AI)がどう社会に影響を与えるかという場面で、AI搭載車やAI内臓家電の例などが取り上げられ夢の新社会到来とプラス面が強調され、次いで生産現場での話に移った。その中で、現在は「能力の不足する」労働者が多くて人材不足に悩む企業経営者だが可成りの部分解決できるとし、問題は足りなくなるIT技術者の解消策が課題だという。揚げ句の果てには日本の大学が問題なのは、卒業しても即現場で使えない学生しか社会に送り出せないことだと思わぬ展開に。流石にこの発言には同僚から、教育は幅広い考えを学ぶ場で企業の意向を反映するところではない、と窘めれていた。
 ところで三菱総研がAIの普及で雇用は240万人減少するという報告書をまとめたという。AIやロボットが人間に取って代わったことでGDPは50兆円増加するというから資本家や投資家は大満足だろうが、駆逐された労働者はどういう生活が待っているか想像に難くない。勿論、現在のままの1%の富裕層がわれわれ99%の国民を支配するという構図が続くとの仮定だが、国民意識の転換を期待するしかない。
 ここで言いたいのは憲法でいう勤労権を根拠に、無制限の技術革新に歯止めをかける行動を起こすべきだということだ。先の亡国放送の論説委員のような勤労権の上に能力の可否を置き人を評価するような今の常識を変えねばならない。例えば技術が研究から応用段階に移る時には、必ず既存雇用者の雇用保障の義務化を条件とするのも一案だ。
(2017.1.10)
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コメント
No title
三橋貴明て人が、
人口現象の日本は、失業者を産まずに技術革新が出来る希少な国だ、
て言ってました。

科学技術が高度化すると、
「1%の人のため」から、「人類のため」に転化せざるを得ない
気もするのですが、なかなか、そうならないですね。
2017/01/10(火) 16:35 | URL | みゅうらま #-[ 編集]
No title
あちゃ、
誤: 人口現象の日本は
正: 人口減少の日本は
でした。
2017/01/10(火) 16:58 | URL | みゅうらま #-[ 編集]
政治に哲学 人に倫理
もうこれしかないと思います
2017/01/11(水) 17:37 | URL | 大豆麦 #/pHIRAno[ 編集]
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