「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> ハイル・シンゾー NO.157

 先の参議院選後、初の国会が開かれ、総理シンゾウの所信表明演説が行われた。事前に予想されたこととは言えその内容は酷かった。今までも聞くに堪えない彼の演説だが、今回は一層質的低レベルに拍車がかかり、いよいよ我が国が危険水域に突入したことを実感した。
 彼は今まで浮ついた実態のない空虚な政策を並べてきたがその検証こそが求められているのに得意の言葉遊びに終始した。非正規に代表される不安定雇用者を多数作り出しながら一億総活躍の時代だと強弁する。都市部偏重なかんずく東京一極集中により集落や共同体機能の維持さえ難しくなった地方をあざ笑うかのように発する地方創生のスローガン。TPPで日本の農業の息の根を止める政策を推進しながら出てくる農政新時代の言葉。アメリカの肩代わりで世界中に自衛隊を派遣できる体制をつくりながら地球儀を俯瞰する外交と絶叫する。
 演説をしながらシンゾウはあたかも自らが東亜新秩序を説く東条英機に成り代わった気分だったのではないか。或いは実父よりも尊敬する祖父岸信介に、「爺ちゃん遂に俺もここまで来れたヨ」と誇らしげに語りかけたのかも知れない。牽強付会、自己陶酔、バカは死ななきゃ治らない、今どんな罵声を投げかけても舞い上がった彼は聞く耳を持たないだろう。
 シンゾウのテンションを上げるため自民党は、彼のお陰で海外で危険に晒されている自衛隊、海上保安庁、警察の隊員に敬意を表そうという壇上からの呼びかけに全員起立による拍手で応えた。翼賛議会やナチス議会と同じだ。安保法制反対の中でシンゾウをヒトラーに擬して鼻ひげを書き込んだパロディ画が登場したが、21世紀の日本の国会でこんな情景を見るとは思わなんだ。
                       (2016.10.4)
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コメント
ナルシスト
自己陶酔のナルシストはギリシャ伝説のナルキッソスの物語からうまれた言葉

確かずっと水辺にうつる自分の姿にみとれてそのまま死んだという話でした
その死んだあとには水仙が咲いてたとかです

花を手向けるものもおらずに
自ら手弁当で花を咲かしたのかなと感じてます

そーりはどうなんですか?

2016/10/05(水) 22:09 | URL | 大豆麦 #/pHIRAno[ 編集]
No title
30年以上前の学生時代、吉本隆明の戦争責任論よんで、「いつまで、んなことにこだわってるの?」なんて思ってたけど、自分が生まれる遥か前のことであろうと、あいまいにしたツケはキッチリ返ってくるんだなあ、と実感できる人生になるとは思わなんだ。(T_T)
2016/10/07(金) 18:45 | URL | みゅらま #-[ 編集]
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