「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 宴の後にくるもの  NO.150

 リオ五輪は日々白熱化し最高潮に達している。国営メディアNHKはあたかもスポーツ専門チャンネル化し、どのチャンネルを回してもオリンピック関連番組だ。この陰で無視された重要ニュースも多いだろう。
 スポーツが国家間の疑似戦争だとは従来から指摘されたことだが、メダルの数の多寡で国民意識も高揚もするし他国への対抗心も強くなる。ナショナリストにとっては国民精神総動員の絶好の機会でもあろう。首相官邸でのシンゾウの満足そうな顔が目に浮かぶ。
 今回はドーピング問題でロシアがやり玉となり、露骨な政治の影響が見られた。ドーピング自体は大問題だが実質一律排除に近いやり方がとても妥当だとは思えない。当然ながら心理的に不安定な状態に置かれたロシア選手は低調な結果になった。「民族の祭典」でヒトラーが国威発揚に最大限利用した五輪は、形を変え様々なやり方で政治利用されている。例えば「星条旗よ永遠なれ」を聞かされる度に、アメリカのイラクやアフガニスタンを無慈悲に破滅させた侵略行為を正当化し賛美するような気持にさせる。沖縄で狼藉の限りを尽くすアメリカが、県民の前で我々は民主主義のために世界に貢献していると開き直っているのと同じ図式だ。
 問題はリオ五輪後である。成長率2年連続マイナスの開催地ブラジルは先進国特権階層に4年に一度の一大娯楽を提供するために建設した巨大施設の支払いに追われるし、民衆の不満が爆発し混乱することは誰しもが指摘している。世界経済自体がマイナス要因はあっても明るい材料は皆無だ。論理的には恒常的な戦争経済を拡大するしかないし、戦争対象はロシアを始め事欠かない。それがアメリカの見立てだろう。
(2016.8.18)
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コメント
No title
私のリオ五輪はサッカーで早々に終わってしまったので、
リオでの日本選手の健闘よりも、
2020年が1940年の再現にならないのを祈ってます。
2016/08/18(木) 10:28 | URL | みうらま #-[ 編集]
結局何のためのものか
オリンピックは何故行うのか
スポーツ競技を通じて
平和を尊び各国の交流を深めお互いの人間として讃えあうこと
なんでしょうが

大戦中は政治利用されたり、近代では経済資本の誇示の場になってませんか

パラリンピックで再度利用もされるこのハード面での施設
しかし根本的にはソフト面である人間の問題なのかなぁとも感じてます
ひとつ
相模原の事件から肯定的な思想をもつ人も中には生まれてきたそうだ
そんななかでのオリンピックやパラリンピック開催だなんてね
なんか違わないかな
2016/08/23(火) 05:28 | URL | 大豆麦 #/pHIRAno[ 編集]
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