「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 本物の自由人  NO.148

 大橋巨泉が死去した。このところ大衆芸能、テレビ界で活躍した人物が亡くなり時代の区切りを感ぜざるを得ない。特に巨泉については個人的にも思い入れが強いだけに寂しい。
 彼は権力とは無縁で終始自由に生きた真のリベラリストだったと思う。そもそも弁舌爽やかな遊び人風の彼への関心は高くなく、麻雀や競馬、ゴルフを語る様には好印象を抱いていなかった。当時は政治の季節でありその時代の社会状況にどっぷり浸かっていた小生には彼の心理構造が理解できなかったのだ。無責任なこうした別世界もあるんだ位の気持ちで突き放して見ていた。
 ところが巨泉の開いた遊びの世界が次々に広がり社会的な主流になってくる中で、物質的に豊かになった日本なのに何のために働くのか、真の豊かさとは何かがテーマとして語られはじめて、俄然巨泉の先駆性が理解できるようになったのだ。
 我が巨泉は驚くべきことに更に一歩先を行きセミリタイアし海外生活を楽しみだしたのだ。庶民には比較できないレベルながら、高齢化社会の生き方を我々に啓示してくれたことは間違いない。要は企業から死ぬまで離れられない生き方をしたり、地域や社会の中で孤立した人生を送ることが珍しくない日本人の老後の生き方にも警鐘を鳴らしたと言ってよい。
 一時、民主党から参議院議員になり当選後僅かな期間で議員辞職したこともあった。当時は批判的に考えたが、民主党は平和憲法を守る党ではないとした彼の主張は正しかったし、民進党になっても自民党と同質の輩が主流を占め体質は変わらない。いみじくも参院選の直前に命を閉じたのは、右派勢力の大躍進という結果を見たくもないとする彼の思いだと勝手に解釈している。
(2016.8.5)
スポンサーサイト
コメント
No title
>いみじくも参院選の直前に命を閉じたのは、右派勢力の大躍進という結果を見たくもないとする彼の思いだと勝手に解釈している。

あれだけ原発批判をした清志郎さんが311前に亡くなったのも、同じような感慨を覚えます(・_;)
2016/08/05(金) 12:07 | URL | anndue #-[ 編集]
No title
バブルの絶頂に江戸アケミが亡くなったのも、、同じような感慨を覚えます。(^^ゞ
まことに勝手な解釈ではありますが、
彼らの意志が、時空の向こう側から、
自分を応援してくれているような気がします。

それにしても、ニュースの取り上げ方、ひどいの多かったです。
民主党批判は取り上げるけど、最近の週刊誌での「遺言」は黙殺。
てめえの業界の大先輩だろうに。
2016/08/05(金) 12:41 | URL | みうらま #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

日本一新の会 (多摩出張所)

Author:日本一新の会 (多摩出張所)
<特別寄稿を募集致します>
当出張所では、森友問題について
「自身でブログを開設するほどではないけれど、ぜひ物申したい!」というあなた様の原稿を
tama.nipponissin@gmail.com にてお待ちしています。報酬はございませんが、必ず(明白な悪意や公序良俗に反する場合を除き)掲載させて頂きます。
よろしくお願い致します。

田吾作、みうら、anndue

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR