「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<みうらのま> 刑事訴訟法改悪法務委員会傍聴傍論

棚ボタで刑事訴訟法改正の参議員法務委員会を傍聴する機会を得た。
この法案については以前も書いたし参議院インターネット審議中継でも見ることができる。
大きなメディアは沈黙しているが、そうでないメディアでは多くの人が危険性を訴えている。

だから、私ごときがそれを繰り返しても、仕方がない。
それでも、せっかく得た機会なので、本質的ではないため、あまり語られてないように思われるけれど、私の心象にゴキッと残った部分を、補足のつもりで列挙しますです。

・通信傍受
NTTの立会い不要、対象は電話にかぎらずデータ通信も対象。
盗聴の末に犯罪が見つからなければ、盗聴された事すら知らされない。
犯罪を企てる人は、この法律を知らぬはずはないし、知っていれば暗号化するに決まってる。
通信の暗号化など1円もかけずにできるし、因数分解に関するノーベル賞もんの発見でもない限り、解読は不可能。
つまり、この法律の効果は「一般人も盗聴されているぞ」という、薄く広い脅迫の効果がある。
戦時中の隣組効果、一億総監視社会への入り口。
通信傍受に関しては、場内が失笑する小川議員の寸劇と、場内が嘲笑する岩城法務大臣の答弁があったのだが、そのバカバカしい問答を聞いて、もし、パノプティコン効果を意図して法案を設計した奴がいるとすれば、そいつは、この場所には居ないんだろうな、と実感した。

・日弁連
日弁連が本法案を「一歩前進」として評価したことが腑に落ちない。
法案の一部が弁護士の仕事を増やすことになるため、という説を信じたくない、
「嘘だといってくれ」の心境。


・一括法案
安保法案と同じく、一括法案にしてしまうことで、議論が個別に深まらない、深めない戦略。
盗聴法だけで、あれほど騒がれたことを思うと、そのやり方の、えげつなさと効果の絶大さに、改めて驚く。
大手メディアはアンダーコントロール、ネットメディアは広がりの無い一部の国民、多くの国民は釈然としない情報のなかで漠然とした不安だけを抱いている今、舛添氏が都知事を降りれば、都知事選+衆参同日選挙の可能性が高いんだろうな。
一括法案ならぬ、一括選挙て感じ?

・キャッチフレーズの問題ではない、とは思うけど・・・
委員会後、議員会館前で反対集会で気を吐く仁比聡平議員のスピーチが、総がかり行動の人たちによる戦争反対のスピーカによって邪魔される場面があった。
もちろん、故意ではないのだが、象徴的な構図に感じた。
「緊急事態条項」が「全権委任法」なら「刑事訴訟法改正」は「治安維持法」に等しいと思う。
なぜこれほどまでに、耳目を集めることができないのか。
やはり「戦争法案」のようなキャッチフレーズが必要だったのか。
司法取引は 「冤罪倍増計画」、一部可視化は「別件捜査推進法」、通信傍受は「盗聴法プレミアム」とか。

・民進党
小川議員の奮闘は無いよりましではあったけれど、
民進党については、「早く分裂したら?」、それ以外の言葉が見つからない。



スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

日本一新の会 (多摩出張所)

Author:日本一新の会 (多摩出張所)
<特別寄稿を募集致します>
当出張所では、森友問題について
「自身でブログを開設するほどではないけれど、ぜひ物申したい!」というあなた様の原稿を
tama.nipponissin@gmail.com にてお待ちしています。報酬はございませんが、必ず(明白な悪意や公序良俗に反する場合を除き)掲載させて頂きます。
よろしくお願い致します。

田吾作、みうら、anndue

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR