「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> スポーツで考える  NO.132

男子バドミントンの選手が違法賭博を理由に決まっていたリオ五輪出場を取り消された事件には驚いた。あたかもプロ野球の賭博事件と重なり社会的な関心を呼び、処分そのものにも賛否両論が渦巻いた。小生の関心はそのことよりも、カジノを合法化せよと主張している輩達の反応である。アンテナが低いせいかカジノ問題と結びつけた意見は聞かなかった。

そもそもカジノを合法化すれば違法賭博は必ず付きまとうのだから、導入論者は今回の事件をどう見ているのか聞きたいものだ。処分された選手は海外遠征先で賭博を覚え帰国後も味が忘れられず闇賭博に嵌って仕舞ったという。景気対策としてカジノ解禁/導入を大合唱した慎太郎などの無責任な言動を改めて思い出す。

ところでバドミントンでは女子の方でも考えさせられることが起きた。アジア大会ダブルス決勝戦で既にリオ五輪出場枠を確定している選手が、今大会で優勝すれば新たに出場枠を獲得出来る同じ日本人選手を破ったことを巡る反応である。大方のマスメディアは残酷・非情だとして堂々と闘い優勝した選手を悪者扱いした。日本人の性格の一面を表わしているが、普段強調するスポーツマンシップと整合するとはとても思えない。都合の良い時には江戸時代の花も実もある武士道精神を採りあげ、逆の場合は西欧の合理主義を賛美するのではたまらない。因みにこの話題は決勝後、中国メディアによる「わざわざ負けて日本の出場枠を2つにしようとは考えなかったのか?」という質問が契機となっている。ストレートな物言いだが日本マスコミも同趣旨の考えであることは間違いない。

ダブルスタンダードの報道姿勢が日本社会をますます屈折させている。

(2016.5.8)

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コメント
No title
なんか最近、「政治とカネ」みたいに、「選手とギャンブル」みたいのが
流行ってるんすか。
マスコミと呼ばれる人たちが倫理を振りかざすのは、もう、全面的に見たくないっす。
2016/05/08(日) 23:00 | URL | みうらま #-[ 編集]
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