「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 混迷深まるアメリカ社会    NO.126

 相変わらず無視できないのがアメリカ大統領選だ。トランプの発言は理性を失ったかのようでまるで突撃ラッパのように聞こえる。共和党主流派(いつの間に茶会も同穴らしい)は総力を挙げてトランプ封じ込めに躍起になっているらしい。良識や教養を欠いたトランプ現象だが現在のアメリカの知的レベルを投影するもので、富と軍事力で世界を牛耳って「正義」さえも自らの価値観で押し付ける大国の中身が単なるならず者に過ぎないことを改めて証明している。対極にある共和党主流派の考えが、平和や民主主義を重視するかと言えば決してそうではない。中東にオバマは軍隊を送る勇気がなくアメリカの影響力を低下させた、生活や健康は国民自らの自己責任であり国の関与はするな、乱射銃事件が相次いでも規制は反対だ等とする主張は本質的にはトランプと何も変わらない。
 早くからアメリカではトランプの立候補を工作したのは共和党を分断するための民主党陣営だとする報道があったが、最近の情勢はあながちデマと無視できない気がする。党大会で正式にトランプが指名される事態になれば、主流派支持者はクリントンに投票するという動きが報じられていたからだ。策が上手くはまりクリントンには朗報だ。
 民主党ではサンダースの追い上げでクリントンは焦りまくっているが、最終的には党規約による特別代議員の枠に守られ候補に決まるという分析が多い。そうなれば民主党内での矛盾は広がる。党員の多数意志を無視した候補が誕生しそれも共和党主流派の票を集めて大統領になるという前代未聞の事態が現出することになる。この上手く行き過ぎた策はクリントンには不名誉だろう。
 暫く低レベルの選挙報道を見逃せない。
(2016.4.12)
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コメント
No title
すべからく対米従属の日本政府ならば、日本のまつりごとをウォッチするより、
米国の動きを見ている方が効率的すね。
イヌのように忠実であるためには、イヌ以上の知能を持ってはならぬのね、
と納得するTPP国会であります。
2016/04/12(火) 12:50 | URL | みうらま #-[ 編集]
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