「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 原発のバカの壁  NO.121

 東日本大震災5年目の今日、各地で追悼式が行われた。東京でも行われその模様がテレビ放映された。死者への敬虔な気持ちがシンゾウの登場で台無しになるのを感じた。残された者の死者への最大の哀悼は不幸を繰り返さない点に尽きる。原発事故犠牲者にとっては殊更大きな意味を持つ。ところが原発推進は止めないというのだから唖然とする。彼にとっては無謀な戦争で無駄死にした無告の民は捨て石に過ぎないし、フクシマの死者も単なるコマに過ぎないのだろう。大津地裁から高浜原発の停止命令を受けた直後での言動だけにどう考えても正常な精神の持ち主とは思えない。
 高浜原発差し止め仮処分決定の内容を読むと裁判官自体が「反原発」という予断から裁判に臨んでいないことが読み取れる。政府や関電の主張の根拠となっている原子力規制委員会の新規制基準そのものへの疑問を具体的に論拠し、「世界最高水準」の基準と開き直る姿勢に痛撃を与えているのだ。山本裁判長は一昨年の同じ高浜原発の再稼働中止の仮処分申請に対して「規制委員会がいたずらに早急に再稼働を容認するとは考え難い。差し止めの必要性はない」と今回と真逆の判断をしている。欺瞞的な規制委員会が腹に据えかねるという心情だろう。
 ところで小泉純一郎までが原発に拘るシンゾウを批判しただけでなく、反原発を第一に掲げない野党へも苦言を呈したという。「この際野党はワンイシューで戦え」と某紙は踏み込んでいた。
 フクシマ事故の原因究明、責任不在、住民避難の不明確なども裁判官は指摘している。殊更目新しいことではないが、本来なら原発容認と思われる裁判官から出されたことに意味がある。シンゾウはいよいよ追い込まれている。
(2016.3.11)
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コメント
No title
>山本裁判長は一昨年の同じ高浜原発の再稼働中止の仮処分申請に対して
>「規制委員会がいたずらに早急に再稼働を容認するとは考え難い。
>差し止めの必要性はない」と今回と真逆の判断をしている。

そうだったんですね!では尚更価値ある判決ですね。
2016/03/11(金) 17:15 | URL | anndue #-[ 編集]
No title
それをあっさり容認した規制委員会に、報復人事みたいな裁判長左遷、
山本裁判長の奥さん、いい人なんだろーなあ。
2016/03/11(金) 18:12 | URL | みうらま #-[ 編集]
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