「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 終わりの始まり    NO.117

 日銀が金利をマイナスにする金融緩和策を打ち出した。遂にここまで来たかと思い、日本経済の深刻化と安倍政治の終焉を予感した。
 金融機関の日銀預入金利をマイナスにして金融機関の融資を増やし景気を上昇させる狙いだが、思惑通り行くとは素人の小生さえ思えない。民間の景気が高揚しないのは資金不足ならば納得できるが、小泉以来の大企業優遇政策でその多くは史上最高の内部留保を抱えているのだから借りる必要はない。かって優良企業の代表格だったトヨタをマスコミは「トヨタ銀行」と持ち上げたものだが、今や日本は銀行と名乗れる会社だらけだ。中にはセブンイレブンのように本物の銀行業に参入したところもある。シンゾウはあの手この手の景気刺激策をめぐらし中小企業向けの特別融資枠も設けたが、大部分の資金が金融機関に滞留したり融資を必要としない企業に無理に貸しるという実態もあった。今回も本当は株高を演出する見せかけの景気演出が狙いとしか思えない。
 アベノミクスは企業利益を最大化するだけで、大部分の国民の所得や雇用を切り捨ててきた歴史だった。今回のマイナス金利策も全く同じで、今後不況が深化すると手っ取り早く利益の上がる軍需産業のフル稼働を容認し、雇用先として自衛隊の隊員増加/徴兵制の方向へ向かうのではと懸念する。
 注意すべきは欧米にもマイナス金利の国が増えていることであり、低金利の時代が歴史的なものであるとの認識が必要性である。水野和夫は現在を17世紀以来の史上最低水準の金利の時代と警鐘を鳴らし、その原因を地球上から資本投資先が消滅したためとし従来型の政策の見直しを主張している。資本主義の断末魔から目を逸らしてはならない。
(2016.2.8)
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コメント
No title
> 今回も本当は株高を演出する見せかけの景気演出が狙いとしか思えない。

国家的粉飾決算、ばれたら為替や日本国債や円借款はどーなるんでしょう?
株式会社の株主は株券が紙くずになるだけで済むけれど、
民主国家の国民はどんなツケを払わされるやら。。
2016/02/09(火) 11:50 | URL | みうらま #-[ 編集]
もう
今日の新聞みていたけど
終わったな…と感じました。

それによりどうなるかはわからないですが
周辺でもきな臭い(正しく言葉を使えてるかわかりませんが)状態
2016/02/11(木) 13:01 | URL | 大豆麦 #-[ 編集]
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