「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 高齢化社会の一断面    NO.114

 最近の出来事だが市の環境講座に参加した時の体験である。生ごみを自家処理して焼却ゴミを減らそうという趣旨の会合の中で、参加者による討議時間が設けられた。主催者側は生ごみ堆肥化の活動に参加したいという声を期待した筈だが、論議の中心は意外な方向に展開した。
 ごみを出すのにも収集所まで運ぶのが苦労で大変だ、分別だってしんどくなった、昔は生ごみ処理の活動に参加したが最近ではとても気力が伴わない、などと意見が出始めこの流れは止まらない。要は(明日の)環境も財政も重要だろうが我々にとっては(今の)ゴミ出しの苦労が深刻なんだという訳だ。高齢化社会の矛盾をもろに感じる場と相成った。
 そうすると自家処理という方法だけでは解決しないことがはっきりした。ドイツなどでは住民が生ごみを収集所に出しそれを行政が一括して集め堆肥化処理するという循環型社会を実現している。先進地の事例を導入する時期が到来していることを実感した。
 実現すれば大量の堆肥が発生しその使用先が問題となるがそれは農業が盛んな東京以外の他県と連携すれば一気に解消する。コスト問題も出てくるが発想を大きく膨らませれば新たな時代に向けた橋頭保にもなり得る。どんな課題も時代環境の変化の中で見直しは避けられない。生真面目だが悪く言えば融通が利かない市の職員も現実の住民の声を直に聴いたことで変化の重要性を学んだ筈と期待している。
 尚、討論の中で若い人から高齢者の手伝いになれば何でも協力したいという声が出たが、参加者一同に深い共感をもって受け止められたことは言うまでもない。それにしても地域生活の場でもあらゆる分野で超高齢化社会の影響が出ていることは間違いなく事態は深刻である。
(2016.1.18)
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コメント
No title
小泉改革以降、脅迫的に変化が叫ばれ、過去と同じであることを維持するのが(保守!)罪悪のような風潮。
PDCAもいいけど、「変化のための変化」を追い掛けるのに必死で、変化の方向性そのものが現実の要請に逆走してることに気付く余裕もなくなってた、なんて笑えない話、あちこちにありそうですね。 ^^;
2016/01/18(月) 18:42 | URL | みうらま #-[ 編集]
たしか
大分で生ゴミのバイオ発電をされていたかと…
庄原市議会派の勉強会でしたが…
まだまだ堆肥にはできてないとの話だったかと…
ゴミの分別にはかなり基準もあったような…
今から増えるであろう成人オムツの処分で焼却に限界があるという話から
会派でそういった研究になったとのことで
その日はテンミリオンハウスとか
林業はやり方次第とかチップによる発電とか
だったです…
2016/01/20(水) 22:02 | URL | 大豆麦 #-[ 編集]
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