「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 旅客機は戦闘機を生むのか NO.106

 国産旅客機MRJの発飛行が華々しく報道されている。技術の面から効率の面から、そして経済の面から賛美の声が相次ぐ。大型機でなく小型機分野に進出したことで、アメリカ側も比較的好意的だとの分析もあった。成る程、アメリカは日本の自立には様々な圧力をかけ、自らの戦略を脅かす分野での直線的な進出には妨害してきた。同じ敗戦国であるドイツとの違いでもある。アメリカからすれば日本は優等生であり時として属国扱いも平気で行ってきた。
 ドイツに住み日本に発信しているクライン洋子が、アメリカのドイツ嫌いは徹底していて難民問題もアメリカが仕組んでいるとまで断言していた。アラブの春も湾岸戦争もアメリカの戦略の一環であり、その失敗に帰した結果中東諸国の混乱・崩壊を招き今の事態につながっていると言う。ウクライナの内戦も独露の分断を図ったものとの指摘は傾聴に値する。要はアメリカのドイツ政策は表面だけでは理解できないらしい。
 ところでアメリカに忠実な日本がMRJを契機に今後どういう方向に進むのかが気になる。製造に携わった技術者の中心は戦前には数々の戦闘機を設計した面々で、雌伏何年などと表現しその執念を美談として取り上げるマスコミもある。
 安倍内閣で武器輸出3原則が改悪され事実上輸出振興策と変質して以来、兵器メーカーへの露骨な脱皮を重化学や重電メーカーは図っていて、国際商談にも堂々と参加している。経済的に与太ってきたアメリカの世界戦略の肩代わりとして自衛隊への海外派兵の道も開かれた。
 原発大国日本は潜在的に原爆や原子力空母などの製造能力を有している。今回のMRJの飛行は戦闘機製造への一歩でもあるとの危機感が沸く。
 情勢の進行は予想以上に早い。
(2015.11.16)
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コメント
No title
米国が軍需産業ていう美味しい市場の一部を気前よく日本に渡すハズはないから、
企業に国籍なんてあってないようなもんになってきた、てことなのかなーなんて邪推したりして。^^;
2015/11/16(月) 15:48 | URL | みうらま #-[ 編集]
とにかく
儲けましょう!
技術で儲けましょう!
って印象。

そーいや
ネタは違いますが
米大統領選挙のころって戦争がよくありますよね・・・
2015/11/17(火) 06:40 | URL | 大豆麦 #mQop/nM.[ 編集]
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