「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<みうらのま> 夢見るナンバー2社会

 「歴史なんて、勝者が好きに書き換えてきたもの、こだわらずに現在(いま)を生きようぜぃ」という思い上がりが小学校の頃から私を歴史の勉強から遠ざけてきた。
 しかし、現在(いま)のあり方に疑問を感じたら、過去から学ぶより他はない。昨年、自由民権運動発祥の地である土佐を訪ねて以来、その思いが強くなった。
 いい歳こいてから歴史を学ぼうとすれば、興味の対象も自ずから小学校の教科書とは異なるようで、ヒストリーチャンネルで再放映された「THE ナンバー2 ~歴史を動かした陰の主役たち~」が面白かった。以来、「ナンバー2」が気になっている。

 思い返せば、70年代後半、中学二年生の日曜日、NHKでローリング・ストーンズのライブを見て、ミックよりキースのほうがカッコイイと感じたし、大学生になって「じゃがたら」を追い掛けている頃も、視線はボーカルのアケミよりベースのナベちゃんを追うことが多かった気がする。
 漫画であれば「男一匹ガキ大将」の銀次が、「ワン・ピース」のゾロが魅力的だし、そうだ、「アイアンキング」が好きだったのは、主役となるのが変身するヒーロー役の浜田光夫ではなく、その相棒役の石橋正次という新規性からだったかも。
 などと自己分析するに、自分は生来の「ナンバー2好き」なのかもしれない。
 私的で恐縮、ここから本題です。

 多摩出張所の総本山代表、平野貞夫氏は「小沢一郎の知恵袋」という紹介のされ方をする。事実、平野氏が主宰する会には小沢氏の熱狂的支持者が多いのだけれど、私個人は人間としての小沢氏に対して、あまり感心がない。もちろん、陸山会事件という国家による人物破壊に関しては深く憂慮しているし、年齢に対してあまりに過大な期待を背負わされている状態にも同情している。けれども、平野氏が頻繁に絶賛するほどの慧眼を小沢氏の公的な発言のなかに見出したことはあまりなく、何度かはあったとしても、私が平野氏に感じているソレには遠く及ばない。(自分の不明を棚上げしている自覚はありますので勘弁を、anndue様)

 それほど敬愛する平野氏の奥様が先日、急逝された。その人物像には密かに興味を抱いていたのだけれど、あまり語られることのなかった奥様のことが聞こえてくるにつれ、ナンバー2の後ろには、やはりそこにもナンバー2がいるんだ、ということを思い知らされた。

 ナンバー2としての能力も無ければ、お仕えするナンバー1も居ない、「ナンバー2オタク(?)」でしかない我が身だけれど、平野氏の不幸から学び、「誰もが誰かのナンバー2である関係の総体としての社会」なんていうのを夢想するようになった。
 今度、デモに参加する時は「デモの理念がナンバー1、自分はそれを支えるナンバー2」と思って出掛けてみよう。
 ところで、代議士の先生方は「自分が国民のナンバー2」ていう意識、あるのかしらん。
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コメント
No title
タイトルは、1980年の大ヒット曲、
ブロンディの「夢見るNo.1」からであります。
2015/04/30(木) 12:46 | URL | みうらのま #-[ 編集]
No title
いえいえ全然大丈夫です(笑)
平野さん政界裏話だけでなく北辰妙見とか縄文とかユニテリアンとか
ホントいろんな引き出しがありますもんね(前尾氏の影響か)

それに引き換え小沢さんは昔から基本的にずっと同じハナシの繰り返し。
仁徳天皇の民の竈、自立と共生、国連中心主義、地方へ財政と権限の委譲、政治家が大方針決めて責任をとれば官僚は優秀だ、と。
ぶれないように敢えて余計なこと考えないようにしているのかと思ってしまうくらいで(笑)
そんな東北の不器用な頑固親父風でありながらゴールキーパー姿や太郎氏との連携など変なプライドや固定観念がなかったり
本人も言うように議論好きな書生臭さがあるのに選挙という政治の一番泥臭いところで「神様」と呼ばれるくらい仕事もできたりで
(その辺の神通力もさすがに陰ってきましたが)
多くの政治家が柔軟に見えつつ保身やプライド高かったり、頭づくりもできていないのにドブ板も苦手とか悉く真逆なのを見るにつけ
この人が元気なうちに(失礼な言い方で恐縮ですが)対既得権益向けの「突撃の盾」として使い切らないと庶民として勿体ないなぁと思います。
って私もいつも同じことばかり言ってますね(^^;)
2015/04/30(木) 18:38 | URL | anndue #-[ 編集]
No title
小沢一郎についてはありのままの政治姿勢を学べばいいと考えている。普通の保守の人が時代の流行に流されず、しかし誤りと知れば考えを変えるにやぶさかではない。原発への考えは最たるもの。2大政党制を信じる彼は保守正統派の自民党が右派に乗っ取られた今は、新自由主義・歴史修正主義に明確に対峙し、政策的には一時の社会党に近いような方針を打ち出している。それは変節でもなく日本社会のバランスを考えれば当然の選択かも知れない。陸山会事件の時、社共が彼を援護していれば日本政治の流れも(健全に)変われたかも。かくして小沢一郎の孤独な闘いは続くのであった。-続きー。ナンバー2社会とは関係なかったみたい。
2015/05/06(水) 08:35 | URL | 多摩の風 #-[ 編集]
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