「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 英明なドイツ、暗愚な日本     NO.72

 福井地裁による関電高浜原発3,4号機の再稼働は認められないとする仮処分が下された。権力の玄関番である司法への信頼感が我が胸の内で高まるのが抑えきれない。ニュースで見る「司法はやっぱり生きていた!!」という幕を掲げる原告住民の歓びの顔がいい。決定内容は反原発の意向が正しく反映された納得いくもので、住民の人格権が侵害されると主権在民や基本的人権を踏まえた素晴らしいものだ。
 ところが、この判断に異を唱えるのが現代日本を牛耳る輩達である。当事者の関電は不服だとし異議と執行停止申立てで対抗し徹底的に闘うとしている。これまでも担当が大飯原発訴訟で差し止めを命じた樋口英明裁判官であることを知り裁判官交代を求めたり、人事異動を待って後任の裁判官に判断をさせるべく目新しさもない追加意見書を提出し裁判の長期化を狙って策動したらしい。国民に高い電気料金をまるまる負担させ原発事故の責任を全く感じない原子力村の村長らしい振る舞いである。
 財界を代表する経済同友会幹部は「裁判所の判断に相応しいテーマか」と水を差す。裁判に訴える以外に阻止する術のない状況に追い込んだ原因には触れない破廉恥さだ。原子力政策の最高権限を持つ政府もこの仮処分に対し、菅(カス)官房長官はこれまで通り「再稼働は粛々と進める」と開き直るのだから呆れる。民意や司法判断を尊重するという姿勢が皆無なのだからこの国には民主主義はないと証明しているに過ぎない。現地の沖縄が総意で辺野古基地建設に反対するのを無視するのと同じ構図だ。
 遠い極東の島国で起きた事故を深刻に受け止め脱原発政策に方針転換したドイツの英明さと比べようもない。経済界のレベルも格段に違う。
(2015.4.16)

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コメント
No title
英明判決、て呼びましょう!
「絶望の裁判所」なんて言ってもらっちゃ、困るんですよね。
国民の最後の砦なんだから。


2015/04/16(木) 11:52 | URL | みうらのま #-[ 編集]
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