「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> ヌエ学者には存在理由がある  NO.53

 軍部批判で有名な斎藤隆夫の生き方を学者が評論するというテレビがあり、好戦的シンゾウ政治が展開されている時節柄大いに関心を抱き観た。斎藤は帝国議会で226事件での軍部の横暴を批判した演説を行って多くの庶民の支持を得ていた。しかし軍部の暴走はやまず日中戦争は際限なく広がる中で国民の批判の不安の声が高まった。悩んだ斎藤だが決意し登壇した。
 これが後に反軍演説と呼ばれるもので、聖戦の美名の下にすすめている大義名分のない戦争は止めるべきだと、日中戦争の早期終結を訴えた。ヤジと怒号の中で終わった演説だが、直後に除名され議席を失うことになる。決議に反対したのは僅か7名で、賛成派を中心に大政翼賛会が結成され、翌年真珠湾攻撃が起き日本は破滅の道を突き進む。
 この時の斎藤の演説をどう判断するかという論議で3人の学者は、よくやった、日本人として救われたなどと肯定的な意見を出した。だが残った一人は、軍部の面子を立てながら官僚やマスコミなど工作し戦争を止めさせる方法を考えつかなかったのかと言う。当時の情勢を全く無視した無責任な発言に呆れた。その自称哲学者の名は菅野某という各種マスゴミにも出てくる手合いである。
 この男のいい加減さは311直後に行われた或る大学主催のフクシマ後を考える公開講演会で知っていた。売り出し中の若手学者ということで期待して臨んだものの、彼の話は原発がなくても経済は大丈夫という低レベルの話で聞くに堪えないものだった。デカルト以来の西欧型合理主義の本質的な誤りが事故で証明されたなどという哲学的な思考は無い。
 問題に正面から対峙せず曖昧な綺麗事で本質を歪曲するこの手の評論家には注意が必要だ。

(2014.12.14)

スポンサーサイト
コメント
No title
菅野某 て、カヤノなんとか、て人かしらん。
2014/12/15(月) 00:11 | URL | みうら #LkZag.iM[ 編集]
課題と現実により今日も悩ましげな講演を聴く…

もっともな話の内容に
会場の皆さんは満足感に浸っていたのだが
せめて、その実践例をひとつでもあげてもらいたいと言う気持ちで、惜しい!!
でも、今回のこの場を紹介していただいた方に相談していく機会が増える自分を想像してます。
動いてなんぼかな…
2014/12/15(月) 01:43 | URL | 大豆麦 #-[ 編集]
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

日本一新の会 (多摩出張所)

Author:日本一新の会 (多摩出張所)
<特別寄稿を募集致します>
当出張所では、森友問題について
「自身でブログを開設するほどではないけれど、ぜひ物申したい!」というあなた様の原稿を
tama.nipponissin@gmail.com にてお待ちしています。報酬はございませんが、必ず(明白な悪意や公序良俗に反する場合を除き)掲載させて頂きます。
よろしくお願い致します。

田吾作、みうら、anndue

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR