「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 自壊する農協組織  NO.50

 選挙は人の日頃の本心を映し出す機会でもある。それは法人である組織にとっても同様だ。現役時代からの友人からメールが送られてきた。彼の農協の県組織では自民党を推薦したらしく、それに対する怒りと嘆きのつぶやきだった。安倍政権下で農協解体の攻撃を受け公約違反のTPP推進をする自民党を支持する根拠はないという正論である。残念ながら農協の破廉恥とも言うべきこうした姿勢は今に始まったことではない。彼らの本心はひたすら権力にひれ伏し組織そのものを継続することにあるから、農業がどうなろうと地域がどうなろうと建前に過ぎず、彼らの主張をまともに聞いたら後で頭の整理がつかなくなる。
 似たような存在としては公明党がある。ひたすら信者の平和や生活の安定を願う心を踏みにじりながら、自民党権力への忠誠を続けるのだから不思議である。権力の一翼を担い蜜の味を知った学会幹部は見事に堕落し地獄落ちに値する。それでも福祉などで自民党に若干の修正を促し譲歩が出来るのは、目減りする一方であっても一定のまとまった組織票があるからだ。ところが農協ときたら彼らが推しても票が集まらない、つまり農民票はとっくに逃げているのだ。農村代表の候補者が見つからないことを利用し、出世欲旺盛な全中専務自らが自民党議員となったものの集めた票が40万票と職員や家族票程度で組合員の数には遠く及ばなかった。その自民党から解体攻撃を受けるのだから喜劇にもならない。
 力を失ったものを権力は相手にしない。ところが骨の髄まで堕落した農協組織はそれでも権力について行く。馬鹿にされながらも足にひざまずき口づけさえ厭わない正にSMの世界だ。全国ネットとしての農協の終焉だ。
(2014.12.5)
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コメント
No title
組織票こそが、民主主義の敵なんじゃないでしょーか。
候補者が、自身の政策を鍛錬する前に、
「私は、XX人動かせる」なんていうアホに取り入ることに
注力してしまう。
有権者は、候補者を洞察する能力を磨く前に、
「私は、XX人動かせる」なんていうアホになることを
目標に運動するようになる。
2014/12/05(金) 12:17 | URL | みうら #-[ 編集]
SMクラブ
農協職員も右向け右と言うわけでなくて
自分の意志が無いことを実感してます。
要は組織では無いのでですこの組織は。
それは
TPP反対だ~って声あげて集会しても若い者を連れていかない。
でも、労組も連合のしがらみで動けない、動かない。
消えて無くなる組織なのです…
自分は最期を見届けるのでしょうか…
2014/12/07(日) 10:28 | URL | 大豆麦 #-[ 編集]
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