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<田吾作の声>パルメの国スウェーデン  NO.45

<田吾作の声> NO.45
 最近のことだが『パルメ』という映画を観た。スウェーデンの政治家で1986年現職首相時に暗殺されたオフロ・パルメの生涯を映像で振り返ったドキュメントである。彼は西側の政治家でありながらアメリカのベトナム戦争を批判する勇気を持ち、暴虐的なイスラエルを批判してやまなかった。勿論当時の南アフリカに於けるアパルトヘイト政策を痛烈に攻撃、擁護するイギリスはパルメを蛇蝎の如く嫌った。南アでは人種差別を支持し無視する西欧諸国への不信感は高まっていたが、パルメの姿勢によって「われわれは白人全体を敵だとする考えをとらずにでき、救われた」(南アのツツ主教の言葉)という。
 そのパルメの国スウェーデンがEUで初めてパレスチナを国家として承認した。それに対してイスラエルは早速、駐スウェーデン大使を召還した。更には外交関係の格下げを検討しているらしい。予想された反応ではあるがイスラエルへの心理的打撃は大きいようだ。先のイスラエルによるガザへの無差別攻撃はやっと中断し名目停戦は合意できたものの、具体的な進展はない。だのに一方ではエルサレムではイスラエル右派による挑発的な暴力行為はやまず絶えず事件が起きている。遂にはイスラム教の聖地「神殿の丘」を封鎖しパレスチナ人を排除するまでになった。
 要はアメリカの支持を盾にしたイスラエルが暴虐行為を来る日も来る日も繰り返している異常行為だが、米とEUを表す西欧の別の表現でもある)「国際社会」は決して米・イの行為を正面から批判しようとはしない。そのような中でのスウェーデンの今回の行動は、将来理性が支配する世界が生まれればエポックとして評価されると確信したい。対米追随の日本とは大違いだ。
(2014.11.2)
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コメント
No title
スエーデンて立派な国なんですね
知りませんでした。
政治理念を「直輸入」しておくべきだった。  ^^;
2014/11/02(日) 19:12 | URL | みうら #LkZag.iM[ 編集]
No title
政治家として本当に筋を通すなら命を懸ける心構えが必要なんでしょうねぇ。
亀さん「この亀井静香をCIAが暗殺でもしない限りは、アメリカの言うとおりにはならない!」
小沢さん「(暗殺の可能性に関する話の中で)しょうがないね、それは。政治家の宿命だ」。
政経塾みたいにディベートで勝てば政治ができる程度の「軽い」気持ちだと政治家になって魑魅魍魎に脅されて?丸め込まれるのかなぁ
2014/11/05(水) 20:15 | URL | anndue #-[ 編集]
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