「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 歴史は何故繰り返すのか NO.43

<田吾作の声> NO.43
 かって10月21日は国際反戦デーと呼ばれ平和を求める示威行動が実施された。これは当時の日本の労働組合の全国組織である総評が、1966年にアメリカのベトナム侵略戦争に反対する行動を呼びかけたことに起因するもので、各国の幅広い支持を受け世界中に広がった。小生もデモや集会に参加し「アメリカはベトナムから出て行け」、「日本政府はアメリカに加担するな」などとシュプレヒコールをあげたことを懐かしく思い出す。戦争そのものは1975年4月30日のサイゴン陥落でアメリカの敗北で終わったが、翌日のメーデーは祝賀ムードに溢れ参加者皆で喜び合ったことは忘れられない。
 10・21は歴史を遡ると1943年に学徒出陣の壮行会が秋雨の中、明治神宮外苑競技場で開かれた日でもある。敗色濃い中で学生を駆り出し無駄死にさせた当時の指導者の心理は到底理解不能である。狂気そのものだが、愛国を強要する輩にかぎって亡国者に過ぎないことを学んだ。戦没学生の手記に涙して読んだことも忘れない。
 それから39年、71年を経過した現在の日本は、平和憲法をもちながらも戦争が出来る体制を着々と整えている。「平和」「戦争」という真逆の概念を解釈変更で突き進む総理シンゾウ(東京裁判で絞首刑に値する戦犯ながらアメリカのエージェントとなることで生き延び、総理にまでなった岸信介の孫)は世界中に集団的自衛権の名目で自衛隊を派遣する意思を隠していない。秘密保護法を作り自由に秘密を指定・拡大し、しかも永久に国民には知らせないという民主主義とは呼べない仕組みが出来上がりつつある。
 懸念するのはこうした動きに反対する大衆行動が起きないという点だ。歴史に学ばない国民性こそが問われていると思う。
(2014.10.21)
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コメント
No title
ひたすら沈黙して、体制が変われば「私達は被害者です」て言い出すのって、
ある意味、無謬、無敗、無敵の戦略ですね。下衆だけど。
2014/10/21(火) 12:49 | URL | みうら #LkZag.iM[ 編集]
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