「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 言葉が泣いている

 田吾作の声 NO.34

 テレビで総理シンゾウの空疎な声を聴くのが嫌で音声を消してニュースを見るようになった。言葉に意味や誠意がこもらないこれ程迄の政治家は他に知らない。どこかの泣きわめく地方議員のほうが余程心情が伝わってくるから不思議だ。何故、類稀な破壊された性格を持つ政治家が生まれたかは研究に値する。
 原因の多くが嘘を平気で言うことにある。代表的なものは積極的平和主義という言葉である。平和とは対立する概念である戦争が出来るような仕組みを平和主義の名の下に進める、憲法違反である集団的自衛権の行使を解釈変更というやり方で。それも積極的なる修飾語を冠して使うから、言葉を大事にする人にとっては汚されたという気持ちだろう。
 彼は様々な悪法を与党有利の国会を背景に通してきた。その度に世論の反対の声に対し、「これからも丁寧に説明責任を果たしていきたい」という言葉で応じてきた。勿論、これも嘘だった。
 人と人を繋ぐのは言葉でありそこから信頼が生まれてくる。しかし彼の論法だと言葉自体が成り立たない。単純な例では「綺麗だ」と言われても逆の意味で使っていると考えれば信じられない。そこには会話も成立する訳がない。今となっては近隣諸国との対話が全く途絶えたのも彼の登場時から予想すべきことだったと思われる。
 言葉は元来が責任を伴うものだ。だから会話が深まった暁に愛情や商談がまとまるといった形で結実する。裏付けのない言葉を幾ら連ねても聞く者の心を打たないし相手の心に通じない。
 8月は平和の季節の筈だが、式典でのシンゾウの声が響くのは不吉だ。もっとも撤退を転進と読み替え、敗戦さえ終戦という言葉でごまかした日本には相応しいトップかも知れないが。
(2014.8.17)
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コメント
No title
「詐欺師入門」(デヴィッド・W. モラー)という本に、
「ウソは大きいほどバレない」というのがありました。
安倍総理の発明した「積極的平和」てコトバ、
正力松太郎の「日本には毒をもって毒を制すという諺がある。原爆反対を潰すには原子力の平和利用を最大限に謳い上げる他ない」て作られたキーワード、「原子力の平和利用」と同じ方法論ですよね。

不用意に論理を汲み取ろうとすると、一瞬、思考が停止しちゃう。
「積極的平和」が浸透した頃には「平和のための戦争」とか「核兵器の平和利用」とかいわれても、
誰も矛盾を感じなくなっちゃってたりして。
2014/08/17(日) 17:33 | URL | みうら #LkZag.iM[ 編集]
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