「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 心を揺さぶるガザ

田吾作の声   NO.31
 『ガザ・ゲットー』を書いてから1週間経った。パレスチナの死亡者数は1,600人を遥かに超えたらしい。双方の戦力の違いを考えれば、当然の結果で予想されたものだ。
逃げ場のない巨大なガザ収容所に向けたイスラエルの無差別攻撃を止めさせない世界各国の姿勢こそが問われている。現地で救援活動に常駐している国連機関さえ標的にされるほどイスラエルによる狂気の暴虐行為は続いている。余りの酷さに国連の男の関係者が泣き崩れていた画面が印象的だった。傷つき怯える児童の姿は珍しい光景ではなくなった。生まれてから戦火に逃げ惑う彼/彼女たちは平和や豊かさとは無縁で生きてきたのだろう。仲間や親兄弟が死ぬ中で傷ついても生き伸びただけでも幸いだったと思うしかないのだろうか。
 こんな惨状を目にしてもイスラエル世論は圧倒的にガザ攻撃を支持しているという。その背景にはユダヤ教の指導者であるラビの存在がありその有力者が、徹底的な攻撃を鼓舞しているニュースがあった。イスラエルという宗教国家はユダヤ教原理主義の国であることを改めて教えられた。ハマスをイスラム原理主義者として悪のイメージを与え続けるマスコミだが、狂気のユダヤ教原理主義についても公平に報道して然るべきだが歪んだ姿勢を正そうとはしないだろう。
 アメリカの暴力とカネの力でイスラム圏諸国は正義の牙を抜かれエジプトを中心に多くがパレスチナと距離を置いている。パレスチナは孤立を強いられているが、今回のイスラエルの残虐行為がアラブの民の心を揺さぶり、同胞への理不尽な攻撃に何ら行動しない自国の政府に対する批判が強まっている。人間としての生き方が個人はもとより国家にも問われている。当然である。
(2014.8.3)
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コメント
No title
『夜と霧』を読んだ時、(中身はほとんど、忘れてるのに)最後の何でもないシーンがずっと、気になっていました。
解放された著者と友人が収容所を後にするとき、友人が畑の中を通って(作物を踏みつけて帰る)というシーン。
全体の壮絶な残酷さに対して迫力の見劣りする場面だけれど、著者がそれをそこに記述したことの意図を考えると、その後の事態を予見し警告していたように思えて来ちゃうです。
2014/08/04(月) 11:34 | URL | みうら #-[ 編集]
No title
>ハマスをイスラム原理主義者として悪のイメージを与え続けるマスコミだが

そのハマス自体がCIAだかイスラエルだかに悪役として仕立て上げられたなんていう説もあるようですし…。
2014/08/12(火) 14:46 | URL | anndue #-[ 編集]
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