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<田吾作の声>真の大国とは

真の大国とは          2014.5.11
中国の周辺諸国との軋轢が激化している。南シナ海で中国艦船がベトナム艦船へ体当たりし両国の艦船がにらみ合いを続けているという報道に気が重くなる。集団的自衛権の問題への影響が気になるのだ。総理シンゾウの反動的な諸政策の後押しになるのではないかとの懸念である。好戦論者にとっては都合のよい事件である。日本の反動化を批判する中国だが、こうした行動がアベノポリテックスを後押ししているという矛盾さえ判らないようだ。尊大な大国主義の表れでしかない。
今回の衝突の原因は中国の一方的な西沙諸島領有の主張だが、南沙諸島も尖閣諸島も中国領という考えと一体になっている。チベット、新疆などの内陸部にも民族独立運動の火種を抱えていて、隣国のほぼ全てと潜在的な紛争状態にあるのだから大変だ。
かって長期にわたる戦いでやっとアメリカを国土から追い出したばかりで疲弊したベトナムに、自らに従わないと難癖をつけ懲罰と称し侵略を仕掛けた前科があるのが中国だ。結果はベトナムが中国軍を撃退した。この小国は米中という強国に戦争で勝った史上唯一の国である。そのベトナムがアメリカ主導のTPP加入を(不本意ながら)いち早く決めたのも中国対策であると言われている。超大国間のパワーゲームに煽られる彼の国の状況に同情を禁じ得ない。
カネとチカラで思いのままに新秩序を作ろうという中国の姿勢は失敗に帰すだろう。世界有数の歴史を有し文明への貢献は計り知れない中国が、屈辱的な植民地化を経て政治的経済的に力を持つ中で浮き立つほどの高揚感に満ち周囲が見えなくなるのも理解する。世界の中心だと中華を叫ぶ気持ちも。だが、真の大国は寛容さが必要なことをそろそろ知るべき時期だ。
                          2014年5月11日
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