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<田吾作の声>現代版産業報国会2014.5.1

現代版産業報国会2014.5.1
今日は5月1日、昨日の荒れ模様の天気と比べると嘘のような穏やかさだ。昔風だと「メーデー晴れ」ということか。今日もメーデーを開く労働団体もあるようだが参加者数も僅かで迫力に欠ける。労働運動自体がそもそも労働力しか持たない労働者(はるか昔は無産者とも呼んだ)の集まりであるから、数を集めることで生まれる力を背景に要求の実現を迫るしか術がなかった。頼みの数が少なくては話にならない。その結果が賃上げどころか、首切りにも何ら対応できないまでに陥っている。要は労働組合の存在価値がなくなっているのだ。
日本の労組代表として君臨し図体だけはでかい連合だが、正規職員だけを組織し会社側と利害が一致する親睦団体化した企業内労組の集まりにすぎない。連休前に前倒しで開いた自らの「メーデー」に、非正規労働者を増やし固定化する労働政策や血生臭い外交安保政策をすすめる安倍総理を招待するまでになっている。
こうした戦前流に呼べば産業報国会に、何故、日本の労働運動の主流がなったのかは、理念なき歯止めなき労使協調路線にあると答えられる。ストライキを暴力視し交渉中心に戦術を変え、協調し企業実績を上げパイを大きくして配分だけの交渉に矮小化した。そのためには非正規を増やして正規社員だけで山分けすればいいという考えにたどり着く。彼ら労使にとって大量の非正規労働者の存在は、社会の脱落者である蔑みの対象でしかないのだ。
メーデーは19世紀末にシカゴで長時間労働と低賃金にあえぐ労働者の抗議行動が警官隊の暴力的な弾圧で血の5月1日になったことを起源とする。単なる休日にカウントするところに理念の喪失を見る。「万国の労働者よ団結せよ」の言葉が懐かしい。
2014年5月1日
   
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