「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 狂った国家  NO.184

 昔から与党による強行採決は見られた。自民党はほぼ一貫して戦後政治を主導してきたが、その間、警職法、安保改定、PKO法など議席多数を背景に成立させてきた。だが今思い起こすと当時の自民党は反対勢力である野党の意見も取り入れており、国民の意思を融合させようとする努力が垣間見れる。
 ところで今回成立させた「共謀罪」法を巡っては、一切野党の意見は取り入れないどころか、多くの疑問にも全く答えない原案通り起立多数で決めた暴挙である。北朝鮮を独裁国家と批判したり自らを民主主義国家だと語る資格を持たないことを証明した。
 テロ防止をいいながら肝心のテロの中身は曖昧で昔の共謀罪法案の焼き直しであるのは、ISなどの国際テロ事件に悪乗りし懸案の治安維持法を成立させることが最初から狙いであったことを示す。国連特別報告者による書簡はこの法がテロを限定せず国民のプライバシーや権利を対象にする恐れがあると指摘している。要は自由を守ると称して自由を奪うものだという訳だ。自民党、維新派、学会派による暴挙は歴史的犯罪として記憶されるだろう。
 トランプ政権の樹立とともにフェイクニュースが世界的に話題になっているが、我が国の場合はよその国では「嘘」扱いされるようなことが現実に起きているのだからより深刻である。現実政治がフェイクなのだ。マスメディアの欺瞞も相変わらずで、ルペンを極右として批判しても、親和性を持つ先輩格として既に極右シンゾウが日本の総理になっていることには口を紡ぐ。ハイル・シンゾー体制は盤石かに見える。
 このシンゾウが改憲を本格的にすすめると進軍ラッパを吹き鳴らした。読売産経が先陣を切り、国民精神総動員に走り出す。アア…
                    (2017.5.25)
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<田吾作の声> 国民の声こそ忖度せよ  NO.183

 「忖度」という言葉が流行っているようだ。但し使われる範囲は限られていて霞が関界隈であり、忖度させる側は永田町だから直線距離で2キロ圏内だという。きっかけは森友学園問題で財務省が国有地の払い下げ価格を出鱈目に安くしたことが発覚したことである。それに総理夫人昭恵が絡んでいることで世間の話題になった。指示していないとシンゾウは開き直り昭恵は逃げ回ることに。ところがまたもや加計学園問題が露呈し文科省と内閣府が関与していることが判った。
 日本的な言い回しとして一部の分野で使われている隠語めいた言葉だが、確かに権力者には便利なものだろう。直接言わなくとも、相手が「自主的に(こちらの)意を汲んで」やって呉れるのだから有難いことこの上ない。権力者の持つ日本的特権に他ならない。権力者に阿る卑屈な態度は我が国に於いて長年にわたって培われてきた。そうした傾向の一端として庶民の側には権力側に率直に物言うことは恐れ多いという意識が植え付けられてきたことは見逃せない。それが長じて反対意見を嫌い各種総会も満場一致が当然視され異論は嫌悪され時には排除されることさえある。形は民主主義でも実態は昔と変わらない権力者のセレモニーとしてのものであり、議会さえもどんなに理のある反対意見があっても多数決で原案通り決めるという形式民主主義に堕している。
 史上最悪の狂人が大統領になるアメリカでさえ、トランプの意と反する特別検察官の任命を司法省が行ったという。「史上最大の魔女狩りだ」とトランプが怒る。腐っても鯛かアメリカなりに民主主義は機能している。それに比べて日本は腐りようがない、形式民主主義だから。「忖度」という言葉の意味は深い。
                    (2017.5.19)

<特別寄稿> これは、見果てぬ夢でしょうか?

これは、見果てぬ夢でしょうか?
はせべ

何故か、あの渋ちん財務省が籠池氏に8億円もの国の財産をオマケ。
8億円に驚いていたら、愛媛の今治市は加計学園に36億円の土地を無償譲渡。
しかも大学設立総事業費の半分の96億円を市の補助金で負担するという。
そのうち、今度は千葉県に飛び火。
銚子市が借金して加計学園に92億円の補助金?市有地9.8㌶を無償貸与と。
かつては、福祉がカネになると言われていたが、今や、「学校屋」にとって変わられた。
内閣の大半が「日本会議」のメンバー。
そうそう日本会議のメンバーでない大臣が いました。
公明党の石井国土交通大臣です。
お友達内閣に、特区の受益者にはお友達(親類とも言われている)。
天皇の為に戦い、お国の為に死ねという教育勅語を暗唱している幼稚園児の姿に涙を流す安倍昭恵さん。
その安倍首相夫人は、テレビでやたら安倍首相を持ち上げまくっていた婦女暴行の嫌疑で逮捕直前の山口敬之氏のFBでの言い訳に”いいね!”をしている。
夫人は、事実確認をしているのかしら?
同じ女性として、事実なら”いいね!”は無いですよね。
多くの国民は、アナーキーを超えて、政治は”汚らわしい”、政治に関わる人達も似たかよったかとミミを塞ぎ目をそらす。
だから投票もしたくないと。

時々、思うのです。
2009年の政権交代の時の、あの時を。
はじめて政治に期待を持ち、まわりがキラキラと輝いて見えたあの時。
今一度、小沢一郎氏が作った2012年のマニフェストの骨子を見直すとこれは、どう見ても革命、統治機構をもかえる革命だったと思います。
官僚たちが、「無血革命」が始まったと危機感をつのらせ、小沢排除のシナリオを描きだしたワケですよね。
これは、見果てぬ夢でしょうか?


【小沢マニフェストの骨子とは】 (レオンロザリア氏ツイッターより)

①特別会計の廃止、
②独立行政法人など外郭団体の統廃合、
③天下りによる官僚OBの不労所得の禁止、
④米国による内政干渉の排除、
⑤クロスオーナシップ(新聞社によるテレビ局経営)の禁止と電波オークション制度の導入、
⑥企業団体献金の廃止(「政党評価表」による外資支配の排除)、
⑦消費税引上げ禁止、
⑧最低賃金法の導入と非正規労働の規制強化



<田吾作の声> 暗澹たる東アジア    NO.182

 長い間、政治混乱が続く韓国に新大統領が誕生した。これで隣国が安定するとは思えないし、一層複雑な状況が生まれてくる可能性が高い。現在の半島情勢を好機と捉えているのは日本の右派勢力(即ちシンゾウ一派)とアメリカ軍産複合体位だろう。日本人の多くはよそ事として捉え深刻に考えていない気がする。
 朝鮮半島に身を置いて考えれば混乱の実相が想像できる筈だ。そこは冷戦どころか第二次大戦さえ終結していないという事実がある。植民地当時の支配者であり戦火の張本人である日本は復興し社会的に安定しているのに、2国に分断された彼らは、中国とアメリカという強国の影響下でしか存続できず両者で反目し合ってきた。
 憎き日本に対して北朝鮮は拉致攻撃で揺さぶり、韓国は日韓条約で和解し正常化した筈だった。ところが歴史への反省がなくカネで解決しただけという日本の本心が、度重なる政治家達の植民地支配を肯定する発言で知った韓国民が怒ったのは当然の流れである。右翼が扇動するヘイトスピーチも反日世論の高まりに油を注ぐことになった。
 慰安婦問題は対日不信の象徴であり根本的な解決は日本人の多くが抱いている(維新後つくられた)朝鮮人蔑視(劣視)の考えを清算しない限りは出来ない。新大統領が北朝鮮への融和政策を選ぶと予想されていてそれを危ぶむ声が報じられるが、あの狂人支配の国に声をかけざるを得ない方向に追いやった責任が日本・日本人には無いのかを問うべきだろう。
 従来は穏健保守派の影で棲息していた右派がシンゾウ一派として自民党の表舞台を支配していることで、ますます東アジアでの日本の孤立化が進まざるを得ないことも明確になった。同時に偏執的な対米従属化の進行も。
(2017.5.10)
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日本一新の会 (多摩出張所)

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