「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 国民の敵「連合」    NO.160

 先の新潟県知事選での反原発統一候補の当選は連合に大きな危機感を与えたようだ。連合が事もあろうに共産党と一線を画せと民進党に迫っていることを知った。知事選では原発推進派の自公候補を連合は推したのだから、当然の流れだろう。原発利権に関係する鉄鋼、電機、電力などの関連労組は、国民の安全よりも自分の食い扶持である会社の利益擁護の立場で動くのが彼らの労働運動だから、これ以上反原発の流れが広がるのを恐れている。そのための行動だろう。
 民進党を構うよりも自民党を支持すれば簡単なのにそうはならない。何故か、民進党を第二自民党の立場を執らせることに彼らの存在理由があるからだ。そのため会社側は常日頃、連合幹部(候補)への厚い配慮を怠らない。労使交渉の後の懇親会は銀座で開き会計は会社持ちなどという話も珍しくはない。組合費を納める労組員にとって切実な春闘ではストライキも出来ず談合で低額ベアを決め会社側を満足させる。日本中で賃上げを同時期に行なうことが今や日本の低賃金を維持する装置と化している。正規社員の下に劣悪な非正規を作り出したのも経営側と連合の合作である。要は今の連合は百害あって一利なしの存在でしかない。庶民の敵と言っても間違いではない。
 民進党に言いたいのは、連合は何の力もないので脅しに屈する必要はないということだ。参議院選挙では連合傘下の有力組合から民進党から多く立候補するが、彼らが獲得した比例票を調べるとその所属する組合員数より遥かに少ないことが判る。自分の組合員からも支持されていない連合は張り子の虎なのだから。
 最早、他党の支持票だけを頂きたいとする都合の良い民進党の考えは通じないことを知るべきだ。
(2016.10.30)
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<田吾作の声> 誰のための農政か?     NO.159

 山本有二農水大臣のTPP強行採決を促すような発言が国会の混乱をもたらしている。同僚議員の資金パーティーでの発言だが、多数の驕りだとか安倍内閣の本質だとか様々な声が出ているが勿論そうした意見に異論はない。問題が表面化したと同時に週刊誌で大臣の私生活も暴露されるなど、かねてから問題ありの大臣として目をつけられていたことを伺わせる。
 それにしても農水大臣のポストは軽くなったものだ。かっては首相候補に必要な重要閣僚として位置づけられたが、今や農業を知らない、農業に関心がない従って見識もない議員が日本の農業や食糧に大きな責任を持つ閣僚に就くのだから最後は国民が迷惑することになる。TPPだが交渉過程は非公開、どういう論議が交わされたか不明、資料が表すように黒塗りだらけの文字通りブラックな中身のままで採決するというのだから狂気の沙汰としか言いようがない。米も含めて主要農産物は全てアメリカ産に取って代わる時代が現実になろうとしている。しかも安全性は全く担保されないのだから売国的と言わざるを得ない。ナショナリストを否定しないシンゾウが進めるのだから最早現実は喜劇を通り越している。
 フクシマの大惨事を起こしながら原発を次々に再稼働しドイツなどの先進諸国から日本政府は自国民の安全を思っていないのかと批判的に見られてきた。そしてこのTPPである。農林業が柱と成らざるを得ない地方はますます疲弊する、国内法よりTPPが優先し外資に都合良く国内法が作り変えられる、国とは言えない事態が将来想定されるのに、強行採決しようとする意図はなにか?
国民のための政治が忘れられてから遂に日本はここまで来てしまったのかという感慨を抱く。
(2016.10.22)

<田吾作の声> ノーベル賞に酔う  NO.158

 ノーベル医学生理学賞を大隅良典東工大栄誉教授が受賞した。浅学菲才の小我が身にとっては、初めてオートファジーなる言葉を知るきっかけにもなった。細胞は一遍に入れ替わるのではなく少しずつ新しいのに代わりその間旧い細胞が再生されて働いているということか。要はリサイクルであり人体そのものが循環型に作られていることを物語るものだ。
 受賞者が一人ということは研究自体が独創的であることを証明している。大隅さんが取り掛かった時は、未開の分野で将来がどうなるか(カネになるか)皆目見当がつかなかったという。未知のものへ興味を持つという本来的な科学精神に基づくものだから、純粋に祝福したくなる。受賞の言葉で基礎研究の重要性や日の当たらない研究分野への理解を述べている。当然、研究環境の改善も。
 受賞が決まるといつもの通り総理が大隅さんに電話したらしい。新自由主義路線をすすむシンゾウこそ祝いの言葉を送る資格がないにも関わらずだ。破廉恥極まりない。酒を楽しみ様々な場で人生を語ることが好きだとし、サイエンスを始終考えている訳ではないとする大隅さんの発言に共感が沸く。基礎研究を切り捨て実利の理科系を重視して文科系学問を切り捨てる今の政治の考えからは決して生まれない人生訓だ。
 効率よく目的物を破壊し人を殺戮する武器研究に大学が邁進しているという。果してこれが科学と呼べるのだろうか。ヒトの幸せに生きる権利を抹殺し奪うことが学問と言える訳がない。ヒトの構造を知ることはヒトの生き方を考えることにつながり人間らしさを追求することだと言いたい。科学的な心とは究極的には人類愛でなくてはならない。などと考えながらその日の晩酌はすすんだ。
 (2016.10.10)

<田吾作の声> ハイル・シンゾー NO.157

 先の参議院選後、初の国会が開かれ、総理シンゾウの所信表明演説が行われた。事前に予想されたこととは言えその内容は酷かった。今までも聞くに堪えない彼の演説だが、今回は一層質的低レベルに拍車がかかり、いよいよ我が国が危険水域に突入したことを実感した。
 彼は今まで浮ついた実態のない空虚な政策を並べてきたがその検証こそが求められているのに得意の言葉遊びに終始した。非正規に代表される不安定雇用者を多数作り出しながら一億総活躍の時代だと強弁する。都市部偏重なかんずく東京一極集中により集落や共同体機能の維持さえ難しくなった地方をあざ笑うかのように発する地方創生のスローガン。TPPで日本の農業の息の根を止める政策を推進しながら出てくる農政新時代の言葉。アメリカの肩代わりで世界中に自衛隊を派遣できる体制をつくりながら地球儀を俯瞰する外交と絶叫する。
 演説をしながらシンゾウはあたかも自らが東亜新秩序を説く東条英機に成り代わった気分だったのではないか。或いは実父よりも尊敬する祖父岸信介に、「爺ちゃん遂に俺もここまで来れたヨ」と誇らしげに語りかけたのかも知れない。牽強付会、自己陶酔、バカは死ななきゃ治らない、今どんな罵声を投げかけても舞い上がった彼は聞く耳を持たないだろう。
 シンゾウのテンションを上げるため自民党は、彼のお陰で海外で危険に晒されている自衛隊、海上保安庁、警察の隊員に敬意を表そうという壇上からの呼びかけに全員起立による拍手で応えた。翼賛議会やナチス議会と同じだ。安保法制反対の中でシンゾウをヒトラーに擬して鼻ひげを書き込んだパロディ画が登場したが、21世紀の日本の国会でこんな情景を見るとは思わなんだ。
                       (2016.10.4)
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