「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 国会に「電動自転車」を走らそう NO.188

 多摩丘陵の一角に住む小生にはチャリンコは絶対必要な道具である。自家用車を所有しようにも現役をリタイア―した身には維持費の負担で不可能に近い。バス利用も考えられるが運賃ゼロの自転車は懐具合からみて最高の移動手段だ。駅を背にして汗をかきかきサドルをこぐ帰宅途中の小生をすいすい電動自転車で軽やかに追い越していく若いママが珍しくない。中には前後に二人の小児を乗せている御仁もいて、思わず「母は強し」という言葉を実感する。
 ところでシンゾウの強権(狂犬)国会が強制終了したが、日本での女性議員の数を増やすクオータ制実現を目指す元労働官僚/元文部大臣の赤松良子さんたちが今後も活動を継続するという報道があった。政治という舞台/道路での電気自動車の役割を果たすのがクオータ制だと理解すれば、至極当然のように思われる。イクメンという言葉が時代の先端を行く言葉として使われるが、その実態がごく限られた恵まれた職場(大企業や中央官庁に代表される一部)だけの例外であることは公然たる事実だろう。乱暴に例えると「働き方改革」で突如出てきた一過性のプレミアムフライデーと本質は同じようなものと言える。そうした国民の眼を欺くものと違って、制度として男女平等を前進させ保障するものとしてクオータ制は必要だ。
 国権の最高決議機関としての国会で議員の男女比が対等になれば、議会での論議が変わってくるし、政治が生活者の視点で語られることが多くなると期待される。そう言えば強権国会の中で自由党の森裕子議員の活動が輝いていた。珍しく民放でその活躍を報道していたのが印象深い。意気地のない男性議員は数がいても戦力にはならないがママの強いことは実証済だ。
(2017.6.21)
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<田吾作の声> 凶暴なシンゾウ  NO.187

 共謀罪法が強行採決された。例によってマスメディアは後追いでその危険性を指摘し辻褄合わせの「中立」姿勢を演じている。記事にし放映するなら何故採決以前の大事な時期にやらず、曖昧な立場で報道したのだと怒りも沸く。しかし直ぐに無いものねだりの詮無い思いと諦める。
 シンゾウのこれまでの政治は明らかに戦争が出来る国家を目指しており、テロ防止を名目に反戦勢力を新芽の時から摘み取り国民総動員態勢を作り出す意図が透けて見える。アメリカの尻尾について地球上を回りドンパチやることで三菱などの軍需産業を潤す、特需で重工業を中心に景気も良くなるという算段は織り込み済みだろう。戦争さえ起きれば不景気と無縁の産業のため、後は需要という名の戦争を作り出しさえすれば良いのだから。要はアメリカが先例として行っている戦争経済を平時の経済に組み入れることに他ならない。その点でもそのアメリカとタッグを組めば好都合である。
 開戦のきっかけは幾らでもある。大量破壊兵器を保持していて危険だ、民主主義が脅かされている、無垢の民衆が死地に追いやられているのに放置していいのか、何でも動機に出来る。それもアメリカが多様なバリエーションを用意しているので心配はいらない。最近の北朝鮮の挑発行為は日米両国とも表向きの声明と裏腹に歓迎だろう。飛んで火にいる夏の虫だと、両国の戦争屋どもがロケット発射の度にほくそ笑んでいる様が目に浮かぶ。
 安保法制から続く一連の民主主義否定の強行政治は、仕上げとして憲法改悪・平和憲法骨抜きをゴールとするものだが、反対する民の声は宙に浮いている状態だ。アメリカと共謀したシンゾウに若者を共謀罪で拘束させてはならない、と唇を噛む。
(2017.6.16)

<田吾作の声> 教育は誰の権利か  NO.186

 シンゾウの改憲発議が大問題になっているが、自民党内でさえ経緯を無視したやり方だと批判があったという。しかし絶対的権力下、シンゾウの意向のままに策動は進められそうだ。大きな焦点である9条は自衛隊明記というウルトラCで反対意見を煙にまき、一方で高等教育無償化を加えることで支持拡大を図るという。緊急事態では非常大権を国会が持つというナチスの先例も取り入れることも忘れない。
 教育については2006年に基本法自体を国家のための国民づくりが目的だと改定しており、国家の意向を反映すべく家庭教育をその手段として位置づけている。現憲法の親が子供に持つ教育権を捻じ曲げ、家庭にまで国家権力の考えが行き渡るように仕組んでいるのだ。その具体化を目指し今国会で家庭教育支援法案の成立を狙っているが、その中身たるや戦時中に発令された「戦時家庭教育指導要綱」と同じだという。「贅沢は敵だ」と庶民のプライバシーまで介入し、多数の前途ある青年を戦場に駆り出し死地に追いやった「銃後の母」を作り出したバックボーンである。
 相次ぐ学校法人を巡るシンゾウ一派による国家財産の蚕食は、教育を真面目に考えない利権集団であることを暴露したが、根底には個人の自由を奪い教育さえも支配の道具に変えようとするファシストならず者集団であることを教えている。
 森友学園での「教育勅語」教育の実態を知っても無関心でいることは、歴史を忘れ過去に学ぼうとしない単なる無知だけで終わらない。その背景には国の形を変えようとする用意周到な陰謀があることが解る。高い教育費に悩む国民にさも無料で就学できるかのような幻想をまき散らし、最後は国の思うままに国民を動員する狙いがはっきりしている。
(2017.6.7)

<田吾作の声> 白けた民主的国会    NO.185

 維新と公明を会派に従えたシンゾウの暴走は止まらない。立て続けに強行採決が行われ誰もがこの国の将来に暗澹たる思いを馳せているのではないか。院外行動の参加者の焦燥感も尋常ではない。秩序立った国会の審議模様を見るたびに違和感を抱きこれが民主主義かという煩悶を繰り返しているだろう。
その疑問を氷解するきっかけを手にした。平野貞夫さんの論である。日刊ゲンダイの取材への答えであるが、端的に言えば国会議員は体を張って闘えということに尽きる。戦争への扉を開くものだと確信するのなら、ルール通り形式の枠内で行動するだけなら馬鹿げている。戦争で犠牲になるのは国民であり、その国民の代表として国民の命を守るという使命感があれば已むに已まれぬ行動になる筈だ。シンゾウの清話会パーティーを考慮して採決に協力したなど論外だ。
 成立阻止のためありとあらゆる手段を講じる。それは当然の理である。だのに反対を言うだけで行動が伴わないのは、言葉だけの反対に過ぎず本気でないからで単なるアリバイ作りに他ならない。本気で闘ったことがなくどう闘えばいいかわからないのなら、小沢一郎に聞けということになる。命に関わるとなれば真剣、切実であり、様式に則って処することで事足りる筈がない。
 野党がシンゾウ一派を数の暴力、横暴と非難しようとこのままでは総選挙が実施されても冷めた国民が反自公の投票行動に再結集することは難しいだろう。形骸化した民主主義議会の相棒としか映らないのでは当然の流れだ。
 どんなに不可能と思える事態でも必死の覚悟で体を張って闘う者が3人いれば状況は突破できるという信念を述べた御仁が居る。知識・経験全ての持てる力を総動員するということだ。小生も同感である。
 「山宣ひとり孤塁を守る」たる気概ある政治家は期待できないのか。
(2017.6.1)

<田吾作の声> 狂った国家  NO.184

 昔から与党による強行採決は見られた。自民党はほぼ一貫して戦後政治を主導してきたが、その間、警職法、安保改定、PKO法など議席多数を背景に成立させてきた。だが今思い起こすと当時の自民党は反対勢力である野党の意見も取り入れており、国民の意思を融合させようとする努力が垣間見れる。
 ところで今回成立させた「共謀罪」法を巡っては、一切野党の意見は取り入れないどころか、多くの疑問にも全く答えない原案通り起立多数で決めた暴挙である。北朝鮮を独裁国家と批判したり自らを民主主義国家だと語る資格を持たないことを証明した。
 テロ防止をいいながら肝心のテロの中身は曖昧で昔の共謀罪法案の焼き直しであるのは、ISなどの国際テロ事件に悪乗りし懸案の治安維持法を成立させることが最初から狙いであったことを示す。国連特別報告者による書簡はこの法がテロを限定せず国民のプライバシーや権利を対象にする恐れがあると指摘している。要は自由を守ると称して自由を奪うものだという訳だ。自民党、維新派、学会派による暴挙は歴史的犯罪として記憶されるだろう。
 トランプ政権の樹立とともにフェイクニュースが世界的に話題になっているが、我が国の場合はよその国では「嘘」扱いされるようなことが現実に起きているのだからより深刻である。現実政治がフェイクなのだ。マスメディアの欺瞞も相変わらずで、ルペンを極右として批判しても、親和性を持つ先輩格として既に極右シンゾウが日本の総理になっていることには口を紡ぐ。ハイル・シンゾー体制は盤石かに見える。
 このシンゾウが改憲を本格的にすすめると進軍ラッパを吹き鳴らした。読売産経が先陣を切り、国民精神総動員に走り出す。アア…
                    (2017.5.25)
プロフィール

日本一新の会 (多摩出張所)

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