「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<みうらのま>  ロック=54


 今年の旧正月は2月16日、その4日後、私は54歳。昔の日記に「54歳になったらロックをやろう、ロック=54。」と書いたことがある。

 311の2年後、福島の義父が放射能に殺された(と私は思っている)時、「原発を止めるためなら、なんでもやってやろう」と決めた。以来、時間やオカネ、それ以外にも、多くの資源をそこに投入してきた。

 努力も虚しく時は過ぎ、安保法制が可決した時、「まだ足りないなら、ほかに何ができるんだろう」と考えて、時々、文章教室に行ったり、人前で演奏することをはじめた。
 そこに秀でた能力があるわけではないけれど、さいわい、「芥川賞を狙っている」とか「アイドルを目指している」といった誤解だけは、生まれる余地のない年齢に達している。振り返って後悔する未来が、潤沢に残されているわけでもない。

 ロックのエネルギーは怒り。自分の中の圧力容器が限界に達している今、このエネルギーで、やれるような気がする。やらなければ、メルトダウンしかねない。

 というわけで、前回、小さく誓った目標を、旧正月前に、あらためて宣誓します。
 第1、第3、水曜日 みうらのま、隔週更新。
 (ちなみに、第2、第4、水曜日は、近所のお店で抵抗の歌を演奏)

 どうか、読んでやってください。 よろしく、よろしく。
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<田吾作の声> 戦略的思考の欠如 NO.215

 現役引退後はめっきり飛行機の利用が減ったため空への関心も薄れていた。格安航空便の欠航が珍しくなくなったが、サービ経費合理化や整備不良で止まったのだろう位の認識だった。ところが最大の理由がパイロット不足で運航のやりくりがつかないためと知り驚いた。
 これでは観光立国のスローガンが泣くというものだし、日本の抱える構造的な欠陥を表すものと言える。パイロットはヒトやモノの移動を担う重要な職業だが、海路の輸送を担う大型客船やタンカーも一等航海士が不足していて船会社は悩みの種だという。日本籍の船の航海士の大部分が外国籍に代わっていると聞くと単純に肯定できない。確かに職が開放されていいという側面もあるが、安心面で不安が残る。マラッカ海峡を含むシーレーン防衛を強化するという歴代自民党政権の「言葉」が単なる軍事力強化の方便に過ぎないことを証明しているようだ。
 高度な輸送業務従事者の不足は人口減少が遥か半世紀も前から指摘された時から関係者にとっては承知の事実だったことは明白だ。人口問題と同じくこの国の指導者は有効な対策を打たず現在を迎えているのだから驚き呆れる。戦略的な思考が出来ない日本人の体質なのかも知れない。
 そういえば社会のインフラである電力業界でも同様の深刻な問題を抱えていると以前聞いた。一般的な家庭やオフィスで使う弱電気を扱う者は多いが、大元の高圧電力を扱える技術者が不足していると言うのだ。災害の際、復旧が急がれる時にも肝心の取扱者が足りず日常生活の回復が遅れる原因にもなっている。不足の一因は重電力を扱っても待遇が良くないことが大きいという。
 国の安全を強調するシンゾウだがやはり間が抜けている。
(2018.1.31)

<田吾作の声> 障害者は社会の鏡 NO.214

 とっくに破綻しているアベノミクスだが、効果が出ているとシンゾウが挙げる唯一の根拠が株価の高騰である。博打とはったりで生きる投資家の面々には景気回復が実感できても地道な働きや生活で生きる庶民にとっては無縁である。シンゾウの所信表明演説で最初に触れるのは「働き方改革」であり同一労働同一賃金を実現の時が来た、非正規という言葉を一掃する、長時間労働の慣行を打ち破る、など耳障りのいい言葉が並んでいる。結構な事柄ばかりだが、聞いた国民でその実現を信じている者はいないだろう。演説している当人さえ本気かどうかは疑わしい。
 社会の底辺で呻吟する障害者の雇用を見ればこの国が建前で形だけであることが歴然とする。障害者の雇用が義務付けられている法定雇用率が5割の企業で守られていない、雇用されても賃金は大部分で最低賃金と同じ水準であり普通の生活をおくることさえ難しい。言葉を代えれば安い最低賃金だから無理なく雇えるだろうと雇用主に政府が迫る、雇用主はそれでも逃げるし大部分が法違反しても雇おうとしない。福祉の現場では福祉労働という名目で最賃にも遠く及ばない低単価で作業させているところがある。そこには福祉事業の名目で公的資金をもぎ取り搾取するハイエナみたいな輩が居ることも珍しくない。
 憲法の人として差別なく平等にという綺麗な言葉が空しくなる。表の建前社会と真逆の姿は人間の負の側面であり現在社会の冷厳な真実をも表している。
 幾ら美辞麗句を使って「働き方改革」を説いても説得力を持たないのは当然である。人間は誰もが幸せに生きる権利がある、互いに助け合うのが社会である。この当たり前の考えが後退する今の社会が正しい訳がない。
(2018.1.26)

<みうらのま> 商材としての「はれのひ」

多摩出張所のお膝元、八王子で「はれのひ」事件が発生した。
善悪が明快な構図と物語性という制作側の事情だけではなく、「お金儲けして何が悪いんですか?」社会の未来に不安を抱える国民が、本件に強い関心を示しているのだろう。

以前のコラム(流行遅れの欲求としての所有 )で、商品が「品」から「サービス」へ移行し「所有」が時代遅れになる流れの中で「品」の無いブラック企業が増える傾向に触れた。
「はれのひ」の事件は、この両者の中間ともいえるレンタル業で発生した。
商品がモノからサービスへ移行する過程では、料金先払いのシステムに警戒感が鈍るもんなのかもしれない。

人類最古の職業といわれる売春も、モノかサービスか、判断が難しい。
竹中平蔵氏のパソナが人身売買でないのなら、売春もまたレンタル業。なので正確には、「売春」ではなく「貸春」と呼ぶべき。文字通りの「売春」婦は、専業主婦のなかに紛れている。花の命は短いゆえに、売春、売夏、売秋、売冬と、悲しい生涯を終える婦人もいるに違いない。対価として、残りの人生を住宅ローンに供することを求められても、拒めない。

資本主義が先鋭化すれば、あらゆるものが商品化される。
ニュートンがアメリカ大陸を発見したように、儀式や慣習といった文化だけでなく、恋愛や母性愛といった人間関係の大陸にさえ、新たな商品が「発見」され開拓されていく。

そういった危険な流行り病のような変化に対抗する人達を「保守」と呼んでいたような気がするのだけれど、安倍政権以降は正反対を推進する人が保守を自称していたりもするんだな、これが。

<田吾作の声> 沖縄の現実を受け止めヨ NO.213

 沖縄での米軍ヘリの事故が報道されている。その度に県民が政府や米軍に抗議し、防衛大臣が恐る恐る形だけの改善や飛行中止を米軍当局に申し出る。米軍幹部が形だけの「謝罪」を行うというパターンが繰り返される。企業不祥事のように当事者がカメラの前で揃って行えば本音はとも角も謝罪行為は「見える化」されるが、密室の中の「謝罪」だから実際は行われたかさえ疑わしい。事実、日本側の了解を取らず一方的に飛行を再開する。これも毎度繰り返されるパターンだ。
 県民への強姦、暴力、略奪などの犯罪行為が日常的に起きているのだから異常と呼ぶべきで、沖縄の現状をどう見るかは日本人としてのアイデンティティの問題であることは言うまでもない。県民がことある度に祖国復帰とは何だったのかの思いを強くするのも疑いようがない。復帰は基地の縮小となる筈が一層強化されたのだから落胆と怒りはどれほどか日本人なら感じるべきだろう。
 基地存置の根拠とされる安保条約だが日本の安全という名目でアメリカの世界支配戦略の一環を支えるものである事実こそ見抜くべきだろう。国家としての存立を維持することだけを第一義とした北朝鮮の核武装化だが、逆に好機と捉えたシンゾウによる軍備強化が加速している。それは日本本土なかんずく沖縄への攻撃を巻き込む危険性が高まることでしかない。宗主国アメリカ本土は全く無害に置かれるのだから笑い話以外の何物でもない。要は沖縄を見捨てたような(事実から目を逸らす)ヤマトンチューにも、どでかい悲劇が目前に迫っていることを知るべきである。
 安保体制打破、安保条約廃棄の意義が高まっている。西欧で日本はアメリカの最強の植民地と呼ばれている屈辱を忘れたくない。
(2018.1.11)
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