「国民の生活が第一、自立と共生、政治の根本について多摩地区で議論する広場」

<田吾作の声> 狂人がまた一人増えた  NO.201

 シンゾウが国会を解散するというニュースが駆け巡っている。それも臨時国会を召集し所信表明演説も行わない冒頭解散だというから出鱈目ぶりだ。当初臨時国会開催は森友、加計両学園の真相究明を求める野党の要求だったから、批判が冷めるのを待った開催かと思いきや審議をしないというのだから、森加計隠しの解散であることを公に宣言したも同然である。最近の内閣支持率が若干改善されたことを根拠に首相は、国民は疑惑問題を忘れていると判断したという解説があるが多分そうだろう。われわれ国民も舐められたものだ。
 争点に北朝鮮の核の脅威を掲げるというが、これとて米朝トップの狂人同士の脅しあいを好機と捉えアメリカの軍事戦略をエスカレートさせようとするシンゾウの危険な火遊びに過ぎない。拉致被害者の解決はこれで見通せなくなり、ロシアとの関係悪化でシンゾウのただ一つの十八番だった北方領土返還は遠くなり、中国との尖閣を始めとした軋轢は恒常化することは素人だって予測できることだ。地政学的に考えても朝鮮問題は中ロの協力抜きで解決できる代物ではない。その二国を抜きで対話が効果ないので圧力をかけるとし、米軍の武力行使さえ容認するシンゾウもこれで狂人の資格を有りと考える。
 ミスばかり重ねるJアラートで徒に国民の間に不安感を政府は煽っている。我が国の領空を遥かに越える宇宙空間を飛ぶロケットに日本への脅威だと言うが、その論法を借りると現在無数の宇宙空間を飛んでいる衛星も脅威という事になる。北朝鮮の核兵器開発には賛同しない小生であるが、核兵器禁止条約に参加せずアメリカの核の傘下を是とする日本にそもそも他国の核兵器を批判する資格があるのかさえ疑問である。
(2017.9.22)
スポンサーサイト

<田吾作の声> 人の尊厳    NO.200

 先日、Mさんが脳出血が原因で亡くなった。43歳という若さだった。生まれつきの肢体不自由で脳性麻痺の重度障害者である彼は明るく誰からも好かれる人柄だった。小生が何よりも感心したのは20代で知的と身体の重複障害者である同じ障害者である3歳下の女性と結婚し家庭を営んでいたことだ。二人が連れ添い豪徳寺界隈を散策する光景を思い出す。
 その彼は葬儀を許されなかった。理由は生活保護を受けていたためで、火葬料など10万円程度の金が区から出るので別にあらたまった式を行うなど認められないという理屈である。仕方なく関係者は火葬場で花を捧げることでお茶を濁すしか仕方なかった。人並みの葬儀を行うことができなかったことは残されたM夫人の気持ちを一層暗いものにしたと思うとやり切れない。小生自体は冠婚葬祭については一過言あるが、皆が改めて亡き友人へのケジメをつけることさえ許さない仕組みには納得できない。
 そもそも生活保護制度が社会保障の考えから外れ、為政者にとって民を統治するための社会政策的な位置づけが強いからではないか。そのため人間の尊厳という側面が捨象され単なる生き物を保護するというレベルに堕して仕舞っているのだ。
 言わば社会的底辺に表れた一現象だが現代社会の不条理と矛盾を浮き彫りにしている。高い憲法の理念と余りにかけ離れた現実。勿論、社会保障だけでなく教育、人権など多くの分野で同様の問題が日々起きているだろう。身近に起きたことで改めて自らの意識の低さを認識する機会になった。
 「葬儀」後、M夫人と会ったら予想外に明るくて安心した。10月には恒例となったわれわれの所属する団体によるバス旅行に参加し、M夫人を激励しようと考えている。
(2017.9.8)

<田吾作の声> 独立未だならず  NO.199

 民進党代表戦が行われ前原誠司が対抗馬の枝野幸男を破って選ばれた。それにしてもこの選挙ほど世間の関心をよばなかった例は少ないのではないか。原発、日米安保、憲法などの重要問題での両者の意見の相違が見られない。率直に言えば自民党内でも通用する考えだから国民が期待する訳がないし、毒にも薬にもならないのだから自民党からは当選歓迎の秋波が送られる。国会議員の中で8人が無効票を投じたというのだから党内のまとまりのなさは相変わらずだ。とっくにこの党の消費期限が切れているのに存在すること事態が日本の民主主義の混迷ぶりを表しているとも言える。
 ところで小生にとってこの党が蛇蝎の如き存在に化したのは、アメリカを後ろ盾とする勢力が謀略を巡らし小沢一郎や鳩山由紀夫を追い出した時の、当時の党内反主流派の面々の党外勢力に呼応した反党行為のためである。当時から自民党やアメリカを第一と崇める勢力がいてその後の民主党・民進党の主流となったのだから日本の政治自体が悪化し劣化したのは当然の成り行きだった。
 だが問題は野党が一致した行動をとらなければ自公の出鱈目な横暴政治にストップをかけられないことである。そのためには野党間の取りまとめ役が必要になるし、そうなると結局は小沢一郎の出番としか思い浮かばない。
 野党間の選挙協力は進むだろう。それしか自公に勝てる要素がないからだ。しかしその動きと同時に、なりふり構わぬ小沢一郎攻撃が動き出すことも明白だ。自公、マスメディア、財界、背後に就くアメリカなどは死に物狂いで暗躍する。日本の政治は何回か対米自立の機会を作り出しその度に自立派は敗北せざるを得なかった。
 これが戦後72年の日本の現実だ。
(2017.9.2)

<田吾作の声> 勝負を超える感動      NO.198

 夏の甲子園が終わった。たかが野球、されど野球との思いは強い。何が心を引き付けるか、全力を集中した無心のプレーが観客それぞれの思いとオーバーラップするからだろう。小生にとっては激しい戦いを終えた後の本塁ベース前での両チームの礼を交わす場面が好きだ。この習慣が生まれたのは大投手だった空谷を擁する松山商業が始めたものだと野球本で知ったのは夢中で読んだ小学生の時だった。
 日本人のスポーツ感には必ず勝負だけではない選手の振る舞いが及ぼす部分がある。真剣勝負を戦った相手への敬意を忘れない。自らと同じく背負ったものは様々あり互いに栄光を目指した暁での試合であり、非情であっても勝負をつけねばならない。その結果勝っても一呼吸し健闘を称え合い今後の互いの精進を誓う礼儀は感動を呼ぶのだ。最近は勝ったら所かまわず感情を露わにするスポーツ選手が珍しくなった。相手を慮らない風潮が日本をますますつまらない社会にしている。
 日本人は爾来「道」が好きだと言われてきた。だがそれは昔であって、現実には今は結果であるモノ・カネを取れるかが大事で、過程での心の部分は無駄だと切り捨てられるのが多い。勝負が全てのアメリカ型合理主義的感性が世間を覆っている。
 さて高校野球だが無論今の世相を反映した出来事が起きない訳ではない。強打者松井秀樹を全イニング敬遠策で臨んだ明徳義塾にはスタンド中からブーイングが飛んだ。そう言えば早実清宮の高校通算本塁打が話題になったが、これまでの記録を保持していた選手はプロには進まず、鉄道会社に就職したという事実を知った。自分の能力を見極めた決断だといい清々しい気持ちになったことは言うまでもない。
 球児に幸あれ。
(2017.8.26)

<田吾作の声> 恥を知らぬ日本人   NO.197

 夏は平和と戦争を考える機会が多い。沖縄戦、原爆投下と目白押しだが、何といってもポツダム宣言受け入れを決めた8月15日がメインであることは誰にも異存がないところだろう。例年通り戦没者追悼式が行われたが(テレビ参加の小生にとって)心に響くものがない。オキナワ、ヒロシマ、ナガサキと大きく異なる点だ。
「戦争の惨禍を繰り返してはならない」という言葉の何と空疎なことか。日本のアジアの民への加害者責任は微塵も感じられない。 戦争自体を抽象化することで責任を曖昧にするという、奥ゆかしい日本語の特性を最大限利用した誤魔化し戦法にはやり切れない。日本文化の特徴の一つとして「恥」があげられるが、15日に頻繁に使われた惨禍、悲劇、苦しみなどという言葉を乱用する輩こそ恥知らずの連中だとしか思えない。
 最終局面では責任を回避するのが日本の支配者だが、そのために「主語」を使わず日本語の迷路の世界に誘いぼかす。勿論、こうした姑息な「忘去法」が日本人以外に通じないのだから、彼らが魔法の言葉を使う相手は日本国民である。敗戦を認めず終戦と言い包めるのも同様のやり方だ。要は何の反省もしてないし、無駄死にさせられた多くの民の追悼などしていない。反省したふりをしているだけだ。
 一級の戦争犯罪人の孫シンゾウが式典の主催者であるのは(ドイツなどヨーロッパ諸国からすると)マンガとしか思えないだろう。アジア諸国からは悪夢としか映らないだろう。しかも平然と世界中にアメリカの傭兵として軍隊を派遣する道を開いたのだからまともな歴史家なら腰を抜かすに違いない。戦前回帰策を次々に打ち出す日本に世界平和を語る資格はない。
 過去に学ぶとは今を正すことだ。
(2017.8.19)
プロフィール

日本一新の会 (多摩出張所)

Author:日本一新の会 (多摩出張所)
<特別寄稿を募集致します>
当出張所では、森友問題について
「自身でブログを開設するほどではないけれど、ぜひ物申したい!」というあなた様の原稿を
tama.nipponissin@gmail.com にてお待ちしています。報酬はございませんが、必ず(明白な悪意や公序良俗に反する場合を除き)掲載させて頂きます。
よろしくお願い致します。

田吾作、みうら、anndue

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR